クローバー宝石ブルー こんにちは 宝石ブルークローバー

 

 

30年以上悩んで克服した経験から伝えられることがあります。
カサンドラ症候群・家族関係専門カウンセラー 紺よう子

プロフィールはこちらです

 

 

パートナーとの間で引き起こされる関係性の病「カサンドラ症候群」

についてお伝えしていますが、

今回は陥りやすい「夫のタイプ」「妻のタイプ」についてお伝えします。

 

もしかししたら自分がそうじゃないかしら不安と思う方は

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 右差し カサンドラ症候群についてはこちら

 

 

 

カウンセリングをしていると、タイプはさまざまですが、

カサンドラ症候群には陥りやすいタイプがあることが分かります。

複数に当てはまる方は要注意ですので参考にしてみてください。


※ 男性側に発現が多いので、ここでは「カサンドラ症候群に陥っているのが妻」としていますが

逆のケースもあります。

 

 

四角グリーン カサンドラ症候群を引き起こす夫のタイプ 四角グリーン

 

□合理的、数字やマニュアルなどルールがあることは得意

□正直でまっすぐ

□他人の気持ちを察することが苦手なので、空気を読まない発言や傷つける言動をする

□お金に対してケチなところがある、あるいは管理ができない

□自分の趣味にはお金をかけるが、妻や子どもにはお金を払いたがらない(成長や様子が想像できない)、収入を明かさない

□自分が好きなことは一方的に話し続ける

□徹底したマイルールがあって白黒をつけたがり、それ以外は認めない

□特定分野で高い能力を発揮するケースもあり社会的に成功している人も多い

□「あなたはおかしい」と言っても「会社で言われたことがない、おかしいのはお前」と言う

 

 

四角オレンジ カサンドラ症候群になりやすい妻のタイプ 四角オレンジ

 

□がんばりやで責任感が強い

□まじめで何ごとにも一生懸命に取り組む

□他人の心の動きに敏感で喜怒哀楽を自分のことのように感じる

□周囲に心配をかけないように明るく前向きにふるまう

□思いやり、共感を大切にする

□ありのままの自分に自信がなく、相手からの愛情や承認がないと不安になる

□相手の顔色を気にしたり機嫌をとろうとする

□白黒思考が強く、拒否反応を起こしやすい

□自分はあとまわしで、周囲に尽くしたり心配し過ぎる

 

 

 

 

夫婦は情緒的な交流を重ねながら愛情や絆を深めていきますが、

共感性を欠いた夫(妻)にはそれができません。

 

妻は夫との交流に努めますが

「人の気持ちを察する」「普通はこうする」ということが分からない夫とのズレは深まります。

 

 

 

 

 

家庭はマニュアルや数値では対処できないことが多い、絆や愛情を育む場所。

具体的に数値やマニュアルで指示されないとよく分からない、

臨機応変に父や夫の立場を使い分けることができない夫には、

成果が見えず分かりにくい場所です。

 

彼らには合理的でシステマティックな社会のほうがずっと分かりやすく、達成感を得やすいのです。

 

 

 

 

このような違いからしだいに妻の苦しみは蓄積していきますが一向に原因は分からず、

周囲に相談しても理解して助けてくれる人はいません。

 

こうして家事や育児に孤立奮闘してがんばった挙句に疲れ果てて、

心にも身体にも不調が生じるようになります。

身体的には不眠や頭痛や動悸、精神的には無気力や絶望感、攻撃性や抑鬱といったものです。

 

 

 

これは本当に、密室で起こっていることなので危険な状態です。

 

 

さて、よくあるご相談に、

 

?こうした夫のタイプ、妻のタイプだと結婚生活はうまくいかないのか

?結婚しないほうがいいのか

?離婚したほうがいいのか

 

というものがありますが、そうではなく、うまくいくケースもありますキラキラ

 

 

そのケースというのは…

 

ダイヤオレンジお互いの特性を理解して

ダイヤオレンジ適切な距離をとり(精神的にも物理的にも)

ダイヤオレンジできない部分は割り切り

ダイヤオレンジ正しいコミュニケーションを知り

ダイヤオレンジルールを決めるなどの工夫をする

こうした方法を取り入れると、夫婦としてのスタイルを築くこともできるでしょう。

 

 

夫婦の数だけさまざまのパターンがあり、

解決法のスタイルもあるはずです。

 

2人では難しい時には、周囲や専門家の力を借りるなどして

よい選択肢が見つかることが望ましいことです。

 

いずれにせよ、当事者も周囲も、よくある普通の夫婦喧嘩や愚痴と思わないこと。

それが大切です。