あけましておめでとうございます。

私、近藤陽一は2018年1月より、東京佼成ウインドオーケストラに移籍致しました。

これまで、2004年10月に大阪市音楽団に入団し、2011年10月に日本センチュリー交響楽団に移籍しました。
この二つの団体ではとても大勢の良い人々に恵まれ、沢山成長する事ができました。

これからも音楽にひたむきに前向きに取り組んでいきたいと思います。

応援、よろしくお願い致します。

P.S.
家は大阪にあるので、大阪と東京、二つの拠点ができます。関西の皆様とはは今まで通り、関東の皆様とは益々、ご一緒できる機会が増えると思うと、とても楽しみです。

近藤陽一
父が出版社で働き、息子は音楽家。と聞いて真っ先に思い当たるのがロベルト・シューマンです。そういう私もシューマンと同じ境遇でした。ただ、シューマンと違っていたのは、若い頃からあまり本を読まなかった事でした。
シューマン著の「音楽と音楽家」は大学の西洋音楽史の授業で、教科書として使われていました。当時は絶版中だったので、話を聞くしかなかったのですが、どうしても欲しくなり、神田神保町の古本屋「古賀書店」に買いに行きました。

父が上京して間もない頃、神保町へ神田駅から歩いて通っていて、もっと近い駅がある事を教えてもらったそうです。私が子供の頃は良く神保町に連れていってもらいました。父が難しそうな本を探している間、書泉ブックマートの3階にあった、テーブルトークRPGのコーナーで、新作のルールブックやサイコロを眺めていたのを思い出します。今やトレーディングカードゲームに変わっているのでしょうね。

「音楽と音楽家」は2007年に改版が発行され、今や近くの書店で簡単に手に入れることが出来ます。書店に無くても、Amazonを使えば明日には届くのかも知れません。便利に世の中になったものです。

楽譜もそうです、版権の切れた楽譜はIMSLPというサイトでPDFがダウンロード出来ます。東洋一と謳われる国立音楽大学図書館も真っ青です。音源に関しても同じですね、YouTubeなどの動画サイトはもちろん、ナクソスミュージックライブラリーなどは、売られているCDがストリーミングで聞くことが出来てしまいます。

タイトルの「拾った話題」は父が文化通信の誌上で執筆していたコラムのタイトルです。そこでは良く「愚息」として私が登場していたそうです。

父は今月6日に遠い世界に旅立ちました。そこでも沢山の人に話しかけ、取材をしていることでしょう。
父の真似事をして見ましたが、私に文才は受け継がれなかったみたいですね。

長文失礼しました。
あっ





と言う間に12月になってしまいました。

秋は演奏活動が充実していて、少し忙しさにかまけてしまいました。

特に111月は演奏旅行明けにソロの本番があったりして、大忙しでした。

12月は定期が二回‼︎
しかもマーラーの交響曲第五番が一回目。
スメタナのわが祖国が二回目と、吹き応えのあるプログラムです。

これから本格的に冬に入って行きます。
演奏会シーズンも佳境に入ります。
皆さんも体調を崩さないように、お気をつけ下さい。

2015年度、日本センチュリー交響楽団定期演奏会プログラムが発表されました。
全8プログラムを2回公演致します。

定期会員の申し込みが始まります。この機会に是非ご検討下さい。