昨日、LUMIXS1RⅡが発表されました。
下記は公表されているスペックとなります。
- S1R II は、新開発の 4430万画素 BSI CMOS 画像センサーと高性能なL2画像処理エンジンを搭載しており、スチルと動画のパフォーマンスが向上している。新しいセンサーは大幅に高速化され、ノイズ性能が最大1段改善し、色再現性が向上している。パナソニックによると、S1R II はこれまでの Lumix カメラの中で「最高の写真」を撮影できるとのことだ。
- S1R IIはリアルタイム LUTに対応し、Lumix Labと連携して動作する。また、新しい動画ワークフロー Lumix Flow アプリもある。
- ハイレゾモードを使用して、手持ちモードを含めて最大177MPの画像を撮影できる。画像はすべてカメラ内で処理されるため、外部ソフトウェアは不要だ。
- 位相ハイブリッドAFを搭載しており、AIによる被写体検出と追跡機能を備えている。ハイブリッドAFには 779点の位相検出AF測距点があり、追尾と認識が進化している。パナソニックによると、AFはオリジナルのS1R よりも大幅に高速で信頼性が高くなっているということだ。
- より強力な画像処理エンジンとより高速なセンサーのおかげで、S1R IIはC-AFで最大40コマ/秒のフル解像度画像を撮影できる。新しいSHプリバーストモード (最大 1.5 秒) では、シャッターが完全に押される前に画像の撮影が開始されるため、写真家は決定的な瞬間を逃すことがない。この40コマ/秒のモードはカメラの電子シャッターが使用され、ブラックアウトは発生しまない。機械シャッターでは10コマ/秒の最高速度を実現する。
- S1RIIは14stopのダイナミック レンジで8Kを録画できる最初のLUMIXカメラだ。オープンゲート記録では 6.4Kが可能で、将来のファームウェアアップデートで7.2Kと8.1Kも追加される予定だ。もう 1 つの初めての機能はCFexpress typeB カードへのApple ProRes RAW HQ/ProRes RAW 5.8Kの内部収録だ。
- オリジナルのS1R は、フルフレームミラーレスカメラの中でも最大級の大型カメラだったが、 S1R II は大幅に小型軽量化されS5IIと同等のサイズを実現している。
- EVFは576万ドットでS1Rと同じだが、ディスプレイは0.2インチ小さくなりドット数も減っている。
動画ミラーレス機として今までずっと6年間待ちわびてきた機種なので、ほぼ自分の妥協点をクリアしたと思います。
上記もこれ以外もネット情報をかき集めた気になる良い点を上げて見ます。
・チルトフリーアングルモニタ: チルトもバリアングルにも対応できる最高のモニター機構です。
・写真のAFCをすると露出が変わってしまう致命欠点が改善された。
・節電後の電源ON立ち上がり時間が倍程度に早くなった。
・AFが改善(本当かわからないが人物で2倍パワーアップ)
・ファインダーが576万ドット(昔使用していたS1Rのファインダーと一緒で鼻血出そうなくらい素晴しかったため、これも期待できる)
・オーバ-サンプリング4K60pが1.11倍クロップ(ギリギリ妥協範囲内)
・S5Ⅱなみに軽い
・V-LOG撮影のISOが拡張も入れて最小100になって調整幅が増えた(S5Ⅱは最小320)
・CFカードが使用可能
・ローリングシャッターがS5Ⅱなみ(特にS5Ⅱで気になったことはないので良いかなと)
・4K120pが可能(さすがにドットバイドットかな?)
そしてようやく確認できたのですが、ハイブリッドズームが4K60pで使用できるとのこと。
記載が4K30Pで2.1倍ってあえて書いてあるので4K60pではひょっとしたら倍率下がるかもですが、とにかく60pでできることのほうが大きいんです。
LUMIXのAFは30pでは大幅弱体化して使い物にならないので60pで使用する必要があるんです。(ちなみにCanonは30pでもAF大丈夫)
しかももし2.1倍ズームも60pで使用できるとしたら24-105と70-200の2本で25.6~460mmまで補完できることとなり、他のレンズいらんだろってなるんですよね。
元々画質良いレンズだから中途半端に他のレンズ使うより画質良いだろって気もしますし。
当然、ハイブリッドズームで60p出来るんだからクロップズームも60pできると予測できますね。
気になる弱点としては
・ローパスフィルタがない
・熱耐性が完全ではない(ただ空冷ファンはついているので予測ですが、気温35度で4k60pが45~60分というところではないかと思います。)
完ぺきではないが耐性強いという公式の記載とファンなかったら他機種が15分くらいで止まるからというとこからの予測です。
自分的には真夏で45分持てば十分かなと思います。あとはAPSクロップするかSSD録画にすれば熱耐性上がる可能性もあるので色々試してみたいですね。
ただ弱点はEOSR3も持っているのでそちらで補完できると思います。使い分けて得意な撮影をしていけば良いのではと。
EOSR3が2400万画素なので4400万画素のS1RⅡとはバランスが良いんですよね。
今後発売されると予想されるS1HⅡが2400万画素くらいだと思うんで、S1RⅡ買った方が良いんだろうなという考えもあります。
値段は475,000円でした。3月27日発売かな?。
50万を超えなかったので良かったと思うべきか・・・。
実はレンズはLUMIXS24-105mmF4とS-PRO70-200mmF4+マウントアダプターMC-21を持っているので本体だけ買えば良いんですよね。
本当に動画機についてはこれで決着つく気もするので、買うしかかもですね。
ただ1つ気になるのが、4月5日?くらいにその次の機種が発表されるそうであえてS1RⅡ売ってから発表するということは、先に発表しちゃうとS1RⅡが売れなくなっちゃう仕様なのかなと。
でも出たとしても2400万画素の無制限録画機能か、内部NDフィルターか、内部BRAWか、ローパスフィルタ採用か、安価化かだと思うのでS1RⅡで正解なのかなという気もします。
一番やばいのがS1RⅡのセンサーを使用して動画機能を上げる機種を出した場合ですけどね(笑)
そもそも2400万画素でノンクロップ4k60pできるセンサーをCanonとニコン以外で見たことがないので、そのセンサー使用できないと考えるとS1RⅡセンサーの可能性も十分あるんですよね。
ただその場合、内蔵NDフィルターと強力ファンで重くなって1kg超えそうかな(;^_^A。だからS1RⅡで良いのかも。
3月3日予約開始なのでもう少し検討したいと思います。
では