今回、LUMIX S5Ⅱで新レンズを使用するべくチャレンジしてみました。
 
今回、チャレンジしたのはTAMRON 35-150mmF2.8-4.0 のレンズです。
これはEFマウントのレンズでマウントアダプターを使用しないといけません。
 

最初にシグマ製のマウントアダプター MC-21を使用してみました。一番Lマウントで流通してるマウントアダプターです。

これはシグマ製なのでCANON製はそこそこ使えても、タムロン製はほぼほぼ使えない可能性が高いのです。
 
それでもこのレンズにチャレンジしたのには理由があります。

・4k60pで強制クロップされますが、このレンジだと58-250mm近辺がカバー可能

・フィルター径が77mmで24-105、70-200F4と共用可能

・F4で画質が良い

・純正レンズとズーム方向が一緒

 

という夢のような仕様なのです。

S5の時は像面位相差でなかったのでAF-Cが使用できませんでしたが、S5Ⅱで使用可能になったのです。

 

 

 

これが35-150mmとMC-21で撮った動画です。
 
MC-21との相性はまず電源を入れると3回に一回くらいの確率でしか立ち上がりません。通信異常って出ますね。
あと手振れ補正の設定をボディ内手振れ補正に切り替えないとAFがちゃんと動作しなかったです。
 
ただ1回付けば正常に動作しているように見えたので、早めに電源入れればなんとかなると思いつつ撮影してみました。
順調に15分くらい撮れてたのですが、ISO感度を変更したら通信不良で止まってしまったガーン
これは愕然としましたね・・・。
一応動画自体は撮れていたのですが、不安定すぎてちょっと無理かな?と。
 
そしてその日1日考えて別のマウントアダプターを購入してみようということに。
youtubeの検証動画観たり、評価コメント見たりで。
 
最終結論としてVILTROX EF-Lを購入しました。
決め手は昨年の発売で新しかったからですね。
 
毎回、電源入れてちゃんと立ち上がります。安定性あります!。
レンズの手振れ補正スイッチをOFFにするとAFがちゃんと合うようになりました。
こちらはレンズの手振れ補正スイッチに関係なくボディ内手振れ補正になってますね。
LUMIXシリーズの良いところは他の機種と違ってボディ内手振れ補正だけでかなり強力なことです。
なのでレンズ側の手振れ補正なくても十分なのです。
だからマウントアダプター向きの機種だと思います。
Canonなんかはレンズ協調しないと急に弱くなりますね・・・。
 

 

 

これがVILTROXを使用した映像です。
結構暗いのと(ISO2000)人の頭が沢山ある状況でそこそこAF合ってるし、ズームにも対応してます。
そして途中で設定変えても止まること無いですね。
ちょっとマウントアダプターとレンズの部分に遊びがあるのが気になりますが、十分合格範囲だと思いました。
 
因みに画質は純正のLUMIXS24-105より少し悪いくらいかな?と思います。
純正より若干AFが甘いのでそれも関係している可能性はあります。でもこのレンジでこれ以上の画質のレンズもないでしょうからね・・・。
4k60pノンクロップが今後可能な機種が出れば70-200F4が画質では勝つでしょうけどね。
 
そしてMC-21を返却しようかと一瞬思ったのですが、他のEFレンズはVILTROXよりMC-21のほうがAF早いんですよね・・・びっくり
なのでMC-21はとっておくことにしました。
35-150mm専用のマウントアダプターになりそうです。
 
VILTROXは新しく発売しているのでTAMRONのレンズに対応しやすい可能性は高い気がします。
ただマウントアダプターとレンズも個体差があるかもしれないのであくまで自己責任でお願いします。
 
とにかくこのレンジが使えるということは非常に大きいのです。
レンジが被っている部分は純正を買った方が良いと思います。
このレンジだけ不足しているのでマウントアダプターを使うことになりました。
そしてこれ以上このレンジでの画質あるレンジもないでしょうから、これ以上買うEFレンズもないかな?と思ってます。
 
実はもう少しこの課題について攻略に時間が掛かると思っていたのですが、あっさりクリアできたので拍子抜けしたりしてます・・・。
レンズは24-105F4、70-200F4、35-150F2.8-4で盤石になったと思います。
では

 

*後日談

動画撮影中に通信異常停止が見られました。

絶対止まってはならない撮影には使用できないです。

 

写真もシャッターが押せない場合があることもわかりました。

マウントアダプターとしての相性はMC-21より良いのですが、ゆったり撮れる現場で使うのが良いアイテムだと思いました。