先月、『明日を綴る写真館』という映画を観に行きましたが、その映画でロケ地の一部が岡崎市であることを知り、ネットを検索していたらもう一つ現在公開中の映画でロケ地に岡崎市が使われている映画を知りました。
『朽ちないサクラ』という映画です。
主演女優は少し前にAmazonプライムの映画『市子』で観た女優。カメラのキタムラの宣伝のおじさんも出演、他に尾美としのりがテレビ時代劇「鬼平犯科帳」の頼りない同心役とは打って変わり渋い貫禄のある役柄。
近くのシネマコンプレックスでは全て公開終了していて、唯一安城市の隣の刈谷市の『刈谷日劇』というパチンコ店の上の階で営業している映画館で8月1日まで上映していたので、昨日見に行きました。
刈谷日劇は70年の歴史のある映画館だそうで、下はパチンコ店、エレベーターで5階迄上がるとスクリーンが2つありました。今回のスクリーンは大きいほうで客席数は140席。
本当に昔ながらの映画館でした。だいぶ以前に名古屋の『名演小劇場』というマニアックな映画を上映する映画館に行ったことがありましたが、ちょうど同じような客席の感じ。
チケットを購入するのではなく、受付で現金で支払い上映時間まで待つというスタイル。
変わっているのはトイレがスクリーンの中にあり、待合にはないということ。でもこれは却って良いと思いました。
『朽ちないサクラ』はミステリー映画、上映時間は2時間たっぷりありました。観客数は私を含め7名。
映画のストーリーはなかなか込み入っていて、ぽけーっと観ていたのでは内容が理解できません。ロケ地は岡崎市の他に蒲郡市、豊川市もありました。30年以上前に行ったことのある蒲郡の海辺のレストラン「さんかい」もロケで使われていました。
頭の悪いテレビのお気楽サスペンスドラマよりは数倍できの良い映画でした。