今日は安城市図書館のホールで催された新美南吉絵本大賞『ひとつの火』出版記念コンサートを聴きに行きました。
8月の安城市の広報で知り合いのソプラノ歌手の本田美香さんが出演されるこのコンサートのことを知り申し込みをしていました。
コンサートに用いられたピアノは安城高等女学校(現・県立安城高等学校)に所蔵されていたグランドピアノでロシアのベッカー社製。1905年頃に製造されたものとのこと。
私の母方の祖父の妹は南吉の教え子。祖父の妻(私の祖母)も安城高女卒なのでこのピアノの音を聴いたに違いない。
100年以上前のピアノなのでさぞかし埃っぽい音がするのではと予想していましたが、ピアノの修復が素晴らしく、現代でも通用するお世辞抜きに素敵な音のピアノでした。
尚、今日のピアニストの加藤希央さんは、今年5月に私の声楽の先生の主催する岡崎市での演奏会に参加した時のピアニストさんでした。
ソプラノの本田さんの清らかで美しい声と、ピアノの音が調和していて、聴きに行って良かったと心底思えるコンサートでした。
今回出版された絵本です、購入しました。
出版記念で作られたトートバックを購入しました。
修復されたロシアのベッカー社製のピアノです。