チャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』 | kon-collineのブログ

随分以前に内輪の発表会でチャイコフスキーのオペラ『スペードの女王(Pique Dame)』より「エレツキー公爵のアリア」を歌うためにYouTubeを検索した時だったと思うが同じくチャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』の第3幕の優雅なバレエの場面の投稿をどこぞの誰かがしていたものが検索候補に上がりそれを見てあまりに素敵でずっと気になっていました。

いまでもその動画投稿は【 Evghenii Oneghin Opening Act III Polonaise Bolshoi Theatre 】で検索すれば出てきます。

 

https://youtu.be/4Um3wUL-pxw?si=xSIfyi_xmh79lTvh


つい最近その演奏のDVDが以前発売されていたことを知り探したところ購入できました。

ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団とロシア人のソリスト、そしてボリショイバレエによる演奏。

第1幕のもの悲しい旋律から始まりバレエで始まる第3幕に至るまでこのオペラは素晴らしかった。解説によれば1944年のプロダクション蘇演とある。第二次大戦中にソビエトはこんな優雅な演出でオペラを上演していたのか!これは日本人として悔しい!

このDVDは現在は廃盤になっているようなのは残念なことです。
2000年のこの演奏がこの世から忘れ去られてしまうにはあまりに惜しく感じる。
オペラ好き、バレエ好き、チャイコフスキー好き、クラシック音楽好きには必見の価値有り。ちなみに私はバレエ好きではないがこの演奏を観てバレエはボリショイだなと思ったしだい。