ヨーロッパに住んでいると、サングラスが買いづらい。
顔が平たいので、凹凸のある人向けに作られたサングラスだと、鼻にかける前にふちが頬に当たってしまい、役目を果たさないからである。
オランダに引っ越してくる時には、北国なんだからサングラスなんていらんだろうと思っていたのだけれど、夏になってみたらどうも日本に居た頃よりまぶしい気がする。目が暗いのに慣れてしまったのかもしれないけど。
なので、サングラスを買いに眼鏡屋さんに行ってみた。
結果、やたら男らしい鼻あてのついたレイバンしか使えそうなものがなく、しょうがないからそれを買った。
後日。ダンナが私のオランダのアパートに遊びに来た時にそのサングラスを発見し「なんでキミの家に男物のサングラスがあるのか」といぶかしげに聞くので「私のだよ。顔が平たくて、普通の女物のサングラスで使えるデザインが見つからなかったから、男物を買った」と答えたら、納得した模様であった。
そしてこないだの引越し時。運転をするダンナに
「私のこのサングラスあげる、いいやつだよ(←お古だけど)」
とこのサングラスを差し出した。ダンナは興味を示してかけてみるも、すぐ外し、仕舞ってしまった。
別に理由を確認することもなく、その後、ノルウェーへの帰途へつき、道中天気がよい時に
「あのサングラスかける?まぶしくない??」
と聞いてみたら、
「え、でもあのサングラス直さないと使えないよ。左側がねじれて外側に開いているんだもん」
と言う。
いやーもう、だから言ったじゃないですか、顔が平たいから普通のサングラス(のまま)じゃ使えないんだって・・・。
「だからさー、私の顔だと、鼻のところを平たくしないと顔にはまらないんだってば。耳のところは私だってゆるいよ」
「あーそうか。いやー僕の奥さんの顔はこんなにでかいのか!!ってびっくりしてたんだよ、こないだ」
・・・ひどい。ってかそういうことは思った時にその場で言ってくれ。申し開きをするから。