移民生活再突入。

移民生活再突入。

オランダでの移民生活7年半、一身上の都合でノルウェーに引っ越すことになりました。これからは引越しだのヴィザだの語学だので、盛りだくさんの生活が始まります。

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おひさしぶりです。たぬです。
しばらくサボっておりましたが、この一年、激動の一年でした。

まず、継弟が出来ました。キャラメルグリコといいます。
2011年の11月に生まれて、2月末にうちにやってきました。

移民生活再突入。-キャラメルさん

写真は去年の春、うちに来たばかりの頃のものです。今は長さだけ2倍になっています。
小さい頃はそれはもうやんちゃで、始終ちょっかいを出してくるので私もおちおち寝ていられないぐらいでしたが、最近は大人になったのか、メリハリのある遊びをしかけてくるようになりました。

後から入ってきたのに、私に対して時々やきもちを焼くのが少々面倒です。こないだも女の人に毛を梳かしてもらってもらって気持ちよくなり、目をつぶって横になっていたら、キャラメルはその私の顔におしりを乗せてきました。失礼な子です。年功序列という言葉を教えてあげたいと思います。

その後、9月ですが、家にいる人たちが一人増えました。
最初は私と同じぐらいの大きさだったようですが、男の人も女の人も「あぶない」と言ってなかなか見せてくれなかったのでよく知りません。
最近は、その人が椅子に座っているときにはそばで見られるのですが、大きい人たちの小型版のようです。
どうも私に興味があるらしくて近寄ってこようとしますが、どんな性格だかわからないので、今のところはあんまり関わらないようにしようと思っています。

それではまた。
今通っている語学コースは、いわゆる移民コース。言語だけではなく、生活習慣、文化なども説明してくれる。

オランダで受けた移民コースが結構インパクトが強かったので、どうしても比べてしまうのだが、ノルウェーのコースは非常に緩い。いい意味でプレッシャーがない。
クラス分けは(その年のバジェットにもよるらしいけど)基本的に学校で言語を習ったことがあるかないかの二コース。オランダで5か月半で終了したレベルまで、標準でたっぷり1年はかけるつもりらしい。去年末までに入国している移民についてはテストの義務もないらしく、「仕事を見つけるのに必要だったら取っておいたほうがいいかもね」レベルである。
先生もオランダのように二人体制で発話、リスニング、読み書きの担当配分などはなく、一人の先生が(ある意味人格をさらしてノルウェー人の標本として)毎日教え続ける。これは先生のほうがキツイだろうと思う。
教科書の改訂数もオランダでは頻繁に行われていたけど、ノルウェーのものはもう何年も使い続けているもの。初級の教科書の方向性はあまり変わらないけど、オランダの中級コースで出てきた異文化同士がぶつかりあったときにどう解決するかのような濃ゆい内容がノルウェーでも見られるのか、ちょっと楽しみ。

自分の感想。オランダのコースの時は毎日机に張り付いて、ニュースが聴き取れなかったり文章を勘違いすると毎回どうしようと焦っていたけど、そういうのはないし、また「私たちのやり方はこうですから」みたいなごり押しも今のところ感じない。こうやって自由に勉強できるのはうれしい。「文法をしっかりやりたい」と言ったら、教科書とは別に教本を紹介してくれた。オランダの大学で使っていたのと同じようなコンセプトでまとめられたもので、分かりやすい。
一つだけ、「給与が高いから、お金のためにノルウェーに来たんでしょ?」みたいな発言をされるとかちんと来るけど、「貧しいアジアから出てこの国に住めて、あなたはラッキーね」という態度は感じたことがないので、これも心穏やかなまま居られる理由だと思う。

もう一つ、これは学校とは関係ないけど、私がちゃんとしゃべれないことを責め立てないネイティブが家にいるというのは非常に非常にありがたい。それに、ダンナだけでなく、家族もお店の人も、基本的にしゃべるのを待ってくれるし、私が言いたいことや聞きたいことを決めつけて一方的にしゃべり続けたり、「あんた何言ってるかわかんないわよ」とキレられることもないので、穏やかに発話出来る。

ノルウェーに来て、オランダでどんだけ自分が追いつめられた状態になっていたかしみじみと分かった。いろんな意味で自尊心が傷つけられることがないまま過ごせているのは非常にありがたい。

ちなみにたぬは元気です。今も壮大にいびきをかきながら寝ている。
ネットから遠ざかって数か月。なかなか復活できないままだらだらしているが、どうしても書きたいことがあったのでログイン。

ムース(ヘラジカ)と追突しそうになった。ノルウェー5か月目にしてなかなかの経験。

日曜日の夜、とある用事で40キロ近く離れた街まで行くことになった。このところ毎日通学で運転するので車自体には慣れ、大騒ぎすることもなくちゃくちゃくと運転していたけど、街灯が全くない山道を20キロほど運転するのは初めての経験である。
山道とはいってもちゃんとした片道一車線道路。ただ、通常スピード制限除外区域(80キロ制限)になっている。日曜夜でもぽつぽつと車が続いていたけれど、お互いのライトで見通しが良くなるほどの車数ではないので、地元民でない私たちは控えめなスピードで走っていたが、地元民のスピードは半端なものではない。
当然帰宅を急ぐ人たちは私達を追い越そうとする。割と直線の多い道だし、真っ暗なだけに対向車があるかないかは明白なので、いやもうどんどん抜かして下さいとばかりに信号を送ったりしていた。
で、何台目か、ちょうど一台追い越しをかけてきたときに、対向車のライトが見えてきた。追い越し車と前方のライトに一瞬気を取られ、視線を戻した瞬間、巨大な馬のような首がライトに浮かび上がった。次の瞬間、追い越し車と私たち、路肩のヘラジカが並ぶ形になったが、運よくヘラジカはその場を動かず、無事難を逃れることができた。

いやー、あそこでヘラジカが車道に出てきてたら、玉突き事故で大変なことになっていた。恐ろしや恐ろしや。

昨日、学校で「すごい怖かった!!」とヘラジカ体験を話したところ、隣の子が「いやうちは追突して、車がぐちゃぐちゃになったよ・・」と言っていた。そんなに身近に経験者がいたとは・・・。私たちが見たのはメスのヘラジカだったが、追突してしまった子のはオスだったらしい。あんな角で突っ込んでこられたら、怖すぎる。

こないだは友達NとAの家で、共通の友人が撃ったヘラジカのシチューをご馳走になった(うまかった)が、食品だと思っていたらこんなに生々しく登場されたので、今後ヘラジカへの態度を改めねばと思った次第。