思い立ってクロアチアへ一人旅してきたときのお話を。
宿も自分で手配して、アパートメントに泊り、自炊しながら移動の100%自力旅です。とても貴重な経験となりました。
飛行機の乗り方もよくわからない旅なれない女の一人旅。ヨーロッパは初めて。プリトヴィツェの美しい風景にひとめぼれ。あの湖にかけられた、大自然の木道を歩いてみたい!衝動的に予約して行ってきた旅です。
個人旅行でヨーロッパに行かれる方や、一人旅が好きで次の旅先を探している方、これからクロアチア(ドブロブニク、プリトヴィチェ、ザグレブ)に行かれる方、海外の個人旅行がどんな感じなのか興味がある方など。
参考にしていただけると嬉しいです。
5年前の旅なので、やや古い情報ですし、宿や施設についても現在どうなっているのか未確認のものもありますので、そこはご了承ください。
今回は旅の日程、ルート、現地でのキャッシング方法、宿泊先や市場情報です。
旅の日程
1日目:新千歳~成田~イスタンブール~ドブロブニク。機内泊
2日目:ドブロブニク泊(アパートメント)
3日目:ドブロブニク泊(アパートメント)
4日目:ツァブタット泊(アパートメント)
5日目:プリトヴィツェ泊(ホテル)
航空券(ターキッシュエアライン)はエクスペディアで、宿はBooking.comで予約。アパートメントは、コンドミニアムのようなところです。自炊したかったので、ドブロブニク、ツァブタット、ザグレブでアパートメントに宿泊しました。
ドブロブニクへ
ドブロブニクで2泊したのは、アパートメンツ スーパーブ ビュー(Apartments Superb View)というアパートメントです。
2024年現在も営業していました。
いろいろ調べて吟味、「テラスからアドレア海とドブロブニクの街並みが一望できる」という希望を叶えるため、こちらに決定。テラスでワインのみながらご飯食べて景色を眺める、というのをやってみたかったんです。高台にあるため多少歩きますが、歩くのが苦ではない方でしたら大丈夫だと思います。
初日は07:40早朝にドブロブニク空港に到着。
メールのやりとりで、空港までの有料送迎をお願いしていました。荷物をもって歩き回って体力と時間を消耗したくないなぁと思いまして。空港へつくと、オーナーが私の名前を書いたボードを手に待っていてくれました。
現地でキャッシングする方法
ドブロブニク空港ではじめにしたことは、キャッシング。クロアチアで流通しているクーナという通貨は日本では手に入らないからです。また、現地で両替しても手数料が高いという情報を得たので、空港のATMで現地通貨をキャッシングすることに。
他にも「現地で日本円からの両替ではレートが悪いらしいので、一部日本でユーロに両替していき、現地でユーロからクーナに両替」という案もあったのですが、私はエポスカードを取得、現地でカードキャッシング。
空港にはいくつかのキャッシングの機械が並んでいたので、その一つを適当に選び、画面を進んで150クーナ分、現金で引き出す手続きをしました。
クロアチアで利用したATMでのキャッシングの利用法は、次の流れでした。
言語の選択があり「ENGLISHを選択」
→ENTER PINで「4桁の暗証番号」
→「WITHDRAWAL」
→「CRESIT CARD」
その後、次に引き出す金額を指定。
金額は、800・1200・1500・2200・3000・3500・4000・5000。と表示されました。あせらないように、事前にいくら引き出すのか決めておくとよいかも。
私は、旅先で使う金額の計画を立てた上で1500クーナ(2万4千円相当)をキャッシングすると決めていました。ただ、1500クーナ指定したのに、200クーナ7枚しか出てこず、100クーナ不足していました。手数料?日本円にして当時のレートで1653円ほど。謎です。
ちなみに、クロアチアではクレカNGで現金のみの場所がいくつかありました。現地でのバス代、バスの荷物手数料、トイレ代、市場、一部のパン屋さん、一部のレストランなど。それ以外はクレジットカードが使えましたが、現金はいくらかあると安心だなと思いました。
わたしは、キャッシングはドブロブニク空港での1回だけ、1500クーナで済みました。キャッシングもクレカ払いもエポスカード。
初めてのキャッシングで(しかも海外で!)ドキドキしましたし、ちゃんとキャッシング出来るのか心配になり、他の方のブログでいろいろ調べてイメージトレーニングして行ったので、スムーズにいきました。
クロアチアのアパートメントはこんな感じ
宿のオーナーの車に乗り込み30分くらいでドブロブニクの宿に到着。バスもあるようでしたが、送迎のほうが安心だと思いました。
写真はアパートメントの部屋から取ったもの。
アパートメントにつくとオーナーから、洗濯機やコンロといった部屋の設備の使い方の説明を受けました。ホテルと違い、前払いでチェックアウトの手続きは不要。最後の日は10時までに鍵を部屋において挨拶なしに勝手に出て行って良いとのこと。気軽な感じ。そのシステムにちょっと戸惑いました。
近くにオーナーが住む家が建っていました。
部屋はマンションのようなつくり。リビングと寝室が。ベッドは2台。ベッドカバーはドブロブニクの屋根と同じオレンジ色で可愛い!が、寝心地という点でこのベッドと相性は合わず、夜はソファーで休みました。
ヨーロッパの方は休暇も長く、一か所に少なくとも1週間以上滞在することも多いようです。アパートメントにはキッチン、キッチン用品、洗濯機等長期滞在できるような設備が全て完備。
ドブロブニクでしてみたかったことの1つが「異国で地元の食材を使い自炊」というものだったので、アパートメントに宿泊して正解でした。
市場で食材の買い出し
部屋に荷物をおいて、早朝のドブロブニクについて最初にしたことは食材の買出しです。ドブロブニク城壁内には、スーパーや朝の6時から開いている市場がありました。エコバックを持ち市場へ。
見ているだけで気分が明るくなるフルーツコーナー。
市場では野菜や果物、お花等が売られていました。想像していたより小さな市場でした。イカのグリルが美味しいと聞いていたのでニンニクとイカゲソでイカの炒め物を作ろうと思っていたのですが、青空市場では魚介類は見当たらず。
旅の醍醐味の1つは現地の人と現地語で話してみること。クロアチア語を10つ覚えていきました。
果物を売っていたおじさまに、「ドブロ ユートロ!コリコ コシュタ?」(おはよう。いくらですか?)とクロアチア語で聞いてみたんです。すると、「ドブロユートロ!※●◇▽■」当然ですが返された金額もクロアチア語。
クロアチア語の数字を覚えていなかった私は理解できず。質問を英語にきりかえると「サーティー クーナ」と英語で返事をしてくれました。
私の「クロアチア語で市場でお買い物を」という試みはクロアチア語のリスニング能力ゼロのため失敗に終わりましたが、ドブロブニクの市場では3人と会話、全員英語が通じました。
その後、コンズムというスーパに行きました。コンビニを少し大きくした感じ。ハム、チーズ類は豊富で、野菜や肉はありましたが、魚貝類はありませんでした。炭酸水、ベーコン、チーズ、ヨーグルト、ワイン、チョコレートを購入。
ヨーロッパははじめてなので、市場もスーパーもパン屋さんも見るもの全てが新鮮に感じました。ちなみにクロアチアのパン、滞在中に何度か買いましたがどれも美味しかったですよ。クロワッサンは日本のものより生地の層が厚め。食べごたえありました。
つづいて、「クロアチア女ひとり旅ブログ2☆ドブロブニク旧市街とロクロム島、ファッション編」