夕方  我が家に到着


そのとき三男が家に居て


「ただいま」


と言ったあと暫くして私は


「母ね、検診に引っかかっちゃった。

がんの可能性があるから手術するかも」


と表情を変えることなく伝えました。

すると三男は


「見つかってよかったじゃん。

悪いものは早く採った方がいいよ」


と表情を変えず答えたのです


何だかその返しに、私はグッと背中を押され


「アッそうだね。

あなたに励まされるとは思わなかった」


と答えると


「別に励ましているわけじゃないけど」


こんなやりとりでサラリ報告

無事終了チョキ


「この感じで伝えられそう♡」


と感覚を掴んだ私は


次に長男と次男へ 二人が帰宅後

リビングで今日はこんなことがあったと

それぞれに報告しあっている流れから


「母、検診受けたらたまたまがんが

見つかっちゃって、手術するかもしれないんだ」


「エッがんってあのがん⁈」


「そうあのがん」


二人は一瞬フリーズ


その瞬間私は


「早く見つかったから大丈夫チョキ


と伝えました すると二人とも


「そうか、早くわかってよかったね。

大丈夫そうだね」


と納得したように答えてくれました


私も、動揺することなく報告出来て

とてもホッとしましたおねがい


もちろんその時の私たちは これで


「がんの治療が終わる」


と思っていました





子宮頸がんと10年と⑧