人生で初めて入院した。
5月30日に急に胸が苦しくなり、已む無く救急車を呼んでもらった。近所の総合病院に運び込まれ、診察の結果は「急性心筋梗塞」。直ぐにカテーテル治療を行い、詰まった血管の血栓を取り除きステントを入れることとなった。
カテーテル治療後入院となり、その入院生活は6月16日にまで及んだ。
ある日、巡回してきた担当医に「いつ頃退院できそうですか」と尋ねたところ「貴方の場合はかなり重症でした。心筋のかなりの部分がやられてます。ゆっくりリハビリに励んでください」と脅かされた。
単調な入院生活中、いろんな事を考えた。<もしあのまま死んでたら>、<また血管が詰まったらどうしよう>、<他に悪いところが出てきたらどうしよう>等々。マイナス思考の渦の中にしっかりと嵌ってしまった。
退院した今、つくづく思う。<健康が一番だ>と。健康な身体があれば何でもできる。何でも食べられる。
私は当分の間、心臓に負担をかけないようゆったりと、ゆっくりとした生活を強いられる。酒も控える、塩分も控える、摂取カロリーも控える。半病人とはこのことだ。
1年間くらい何も無かったら健康体になるのかなあ。