こんにちはさくらんぼ

 

Hoakaです

 

前回の記事でドラマの

 

ミステリと言う勿れ

 




に触れたので、せっかくなので
 
観ていて考えさせられたシーンを
 
書いておこうと思います。
 
今回は第1話の内容です。
 
 
内容全般はもちろん面白かったです。
 
展開も描写もえんけんさんのキャラも
 
とても程よくまとまってて観やすかったです。

 

 

その中でめんどくさい私は全体の感想ではなく

 

細かい部分に着目したいと思います。

 

 

 

①刑事さん達がバイアスに揺さぶられすぎでは?

前半の久能犯人説決め打ちもそうだし

(冤罪を作る時ってこうなんでしょうけど)

青砥刑事が事実と真実を区別できてないものも

描写として刑事さんの扱いが軽いなって。

事実=客観的、実際に起こっている事象

真実=主観的、事象に対する解釈

という意味で

事実は一つ、真実は人の数だけ

と久能は言ってたわけですよね。

要はバイアスってことですよね。

事実に対する関係する者の解釈や思い込みなんで

全員違ってて当然じゃないですか。

刑事さん、これにハッとさせられててはダメやん。

刑事さんならその辺百戦錬磨じゃないですか。

 

ついでに、久能がこの例え話をしてる時に

「いじめてる側A」と「いじめられてる側B」が

それぞれ

「いじめてない」

「いじめられてる」と

主張したらどっちが真実か?

と青砥さん聞かれて咄嗟に

「いじめてないというならA」と答えました。

これも普通なら

「ないものの証明」はできないから

まずは「あり得る事の証明」を追うのが警察です。

だからこの場合は、お互いの言い分が違うなら

「まずBが苛められてると言うに足る根拠を探す」

ことになって、それがなければ

「いじめがなかったと推測」という結論を

出すのが手順だと思います。

特に被害者重視が警察のスタンスでしょうし。

だから、この描写はここで敢えて

「青砥さんは性格的にいじめてる側を真と取る」

ことを示していたのでしょうか。

 

 

②目撃者って何だったん?虚偽証言になるん?

久能らしき人物の殺害現場を見たという人がいて。

この人は結局藪さんのグルだったん?

ところで目撃者だけがグルなん?

それともその目撃証言があったこと自体が偽装?

なら藪さんが真犯人なのは署員全員が知ってたん?

だとしたら目撃者に聞き取りをして確かめてた

シーンのカットイン自体もミスリードのため?

ってとこが後から引っかかってしまいました。

警察署員が権力にまみれていることの描写と

藪さんが真犯人と判明しても

誰も驚いてなかったから

警察全員が知ってたってことなんですかね。

青砥さんも藪さんを制すようにしてたし。

私の見落としかもしれませんが何が事実なのかな。

 

 

③寒河江父の罪はどうなるん?

結果的にひき逃げに使われた車を

証拠隠滅したことになりますよね。

それは後からどう追及されるか

ドラマで出てくるのかな。

それとも寒河江父は大金持ちで権力者だから

その証拠隠滅すら警察に

金握らせて揉み消したのかな。

お父さんは証拠隠滅したら

余計に自分の息子に罪の疑いが

かかりやすくなることは考えなかったのかな。

それも含めて警察に根回ししてたのかな。

でも寒河江が事情聴取されたってことは

寒河江父が根回ししてた可能性は低そうだし。

てか今時街中に監視カメラがあるんだから

その時間前後の車の目撃証拠とか

誰が運転者かまで追跡できそうな気がするけど。

それも含めて警察と寒河江家が(以下略

ところで

寒河江のご家族は警察にどんな訴訟をするのかな。

寒河江遺族は被害者、でも車は証拠隠滅してるよね。

 

 

④久能のアパートからナイフを盗んで

復讐に悪用するつもりだったら

久能の鍵を届ける時に藪さんは

本人or本名でバカ正直に届け出るかな?

久能の鍵の拾得物届出者が

藪さんだったら怪しまれるって分かる気が。

刑事さんなら久能関連の拾得物に紐づけて

捜査が及ぶ可能性を予測できるよね。

ナイフを盗み出された線を当初

警察が誰も追わないのも不自然ですね。

てか、何に使うか決めてなかったけど

取り敢えず拾った鍵の合鍵作ったって

藪さんも十分犯罪予備軍でサイコパスですよね笑

 

 

⑤藪さんへのとどめの論理はやりすぎじゃない?

これは主観論ですが、いくら藪さんが犯人で

自分に冤罪を着せようとした憎い相手でも

復讐の為なら仕事を捨てられた感覚がおかしい

という概念の押しつけには少し違和感ありました。

復讐という手段がおかしい、てのはわかりますが

仕事を全て失ってでも復讐に執念を賭けてた感覚は

正しくはないですが久能も理解できないはずです。

復讐を思いとどまれないぐらい

喪失感があったのかもしれないし

そのやり方が間違ってます、

というのはありだけど

それと仕事の天秤を分かったように語る

久能は言いすぎかなと思いました。

久能はその家族の喪失感も理解できる立場でしょ?

理解できるからこそ、復讐という手段をとった藪に

嫌悪があったのかな。

何にしても

あの描写の人格否定は私は行きすぎに思えて

心理学を学んでて他者理解の重要性を知る久能が

家族に関わる心の傷があって被害者でもある久能が

あれを言うのがちょっと悲しく感じました。

それとは別に

仕事の忙しさを理由に

(あるいは敢えて忙しく設定して)

家庭での役割を遠ざけたい人って

最近よくわかります。

 

自分の職場にもいるので!w

 

仕事が忙しい風にするのは

家での役割を負担、面倒と

感じてる心理からくるのね。

 

人ってそうやって家庭を遠ざけるものなのね。

 

私にはまだわかりませんが、

 

家庭を遠ざけたいために

仕事に精を出すって悲しいな。

 

色々あるのでしょうけれど。

 

 

 

そんな感じでした。

 

長文失礼しました。

 

 

第2話はとりあえず

永山瑛太やばい

が第一印象です笑

 

 

 

今日のちいかわまんまるやき


おまけのシール❣️