秋晴れと呼ぶには、
少し暑いくらいの陽射しを
浴びながら、
ずーっとのお家まで、
こまりちゃんと
最後のドライブをしてきました
多頭飼育崩壊からやってきた、
こまりちゃん兄妹
ガイコツみたいにガリガリで、
状態が悪かった4にゃんを、
献身的な入院治療とお世話で
獣医さんが助けてくれました。
運良く
助け出されたこの子達に、
どんな環境でもすくすく育つ
クローバーと、
雨が降るほど美しい
手毬花(紫陽花)から、
名前をつけました。
全くの余談ですが、
私が子供の頃、
「みゆき」というアニメが
テレビで流行っていたんです。
若い里親さんには、ちんぷんかんぷんだと思いますが
こまりちゃんとてまりちゃんを
育てながら、
なぜか時々、
このアニメをぼんやりと
思い出していました
穏やかで控えめな恋人のみゆきと、
明るく元気で、
ちょっとわがままな妹のみゆき
2人の性格の対比が、
こまりちゃんとてまりちゃんに
よく似ていたからだと思います
社交的で人懐こい
こまりちゃんは、
譲渡会でも物怖じせずに、
可愛さをアピールできていて、
素敵なご縁を
自分の手で掴みました
乳母の名付けは
願い虚しく、
4兄妹のうち2人が
亡くなってしまい、
その事実が足かせとなり、
元気でかわいい2人まで
縁遠くなって
苦戦しましたが、
病気になるかどうかなんて、
どの子を迎えても同じでしょ
丸ごと受け止めてくださる、
愛情いっぱいの
パパママに出会えました
過ぎてしまえば、
いつも思うこと。
あの時の嫌な気持ちは、
このご家族と出会うための
ほんのプロローグ
だったんだなぁ
琴になり
下駄になるのも
桐の運
そんなの嘘
生を受けたからには、
み〜んな幸せに
なってほしいです
時は無限のつながりで
終わりを思いもしないね
手に届く宇宙は
限りなく澄んで
きみを包んでいた
大人の階段上る
きみはまだ
シンデレラさ
幸せは誰かがきっと
運んでくれると信じてるね
少女だったと
いつの日か
思う時が来るのさ