爆発 | 究極の男装とバツイチ女の恋

究極の男装とバツイチ女の恋

〜交換日記のススメ〜

自分の事で精一杯で余裕がなかった。

いっちゃんもたぶんそう。


だから2人はどんどんスレ違い

お互いが沼地にハマり

抜け出せなくなってた。


どう接すればいいのか

どう話せばいいのか


すら分からなくなってた。




私の頭には

『別れよう』しか浮かばなくなってた。


たぶんいっちゃんもそうだったはず。



私が息苦しさを感じると言う事は

いっちゃんも息苦しかったのだろう。



そんな時、以前お世話になっていた

職場から電話があった。


『働かないか?』と。




いっちゃんと離れる

絶好のチャンスがきた。

と私は密かに思った。



それと同時に



それを言葉にはしないが

喜んでいるいっちゃんがいた。



私はなぜか苛立った。




やはり

いっちゃんも別れたいのだ


と確信したからだ。



勝手な言い分。




自分から別れたいと言うのはいいが

いっちゃんが言うと腹が立つ。




ますます

どうしたいのか

分からなくなり



とうとう爆発した。