2月3日の夜、ふとしたきっかけで食べた恵方巻。 特別な準備をしたわけでもないのに、口に運んだ瞬間に「ありがとう。うまかった。」と自然にこぼれた言葉が、なんだか心をやわらかくしてくれた。

節分の行事食って、豪華さよりも“気持ちの区切り”みたいなものが大きい。 その日一日を振り返って、明日からの自分にそっとエールを送るような、そんな静かな時間が流れる。

恵方巻を食べながら思ったのは、 「明るく、健康に過ごせたらいいな」 という、素朴だけど力強い願い。

大きな目標じゃなくてもいい。 派手な変化がなくてもいい。 日々の中で、こうして小さな“おいしい”や“ありがとう”を積み重ねていけたら、それだけで十分に豊かな一年になる気がする。

季節の節目に、心の中にも小さな灯りがともるような夜だった。