こんにちは、こんぱな@手作りごはんの獣医師です。
こんぱなは犬猫が食べる食事のひとつとして
『手作りごはん』をお勧めしています。
もちろん、手作りごはんがとても良いものだと
思っているからこそお勧めしているわけですが、
決して
「手作りごはんを食べさせなきゃダメ」
とか
「手作りごはん以外はよくない」
ということをお伝えしてしたいわけではなく、
いろんな選択肢があっても良いのでは?
と思うからです。
そんな中で、
手作りごはんって難しくて大変なんじゃないの?
大変そうだから手作りごはんに切り替えるのは怖い…
と飼い主様が考えてしまって
手作りごはんを取り入れられないことがあるのは
ちょっと残念だなと思うわけです。
ということで、以前にアップした記事にはなりますが、
手作りごはんのハードルを下げるべく、
再掲させていただこうと思います。
手作りごはんは決して難しいものではありません。
ただ、
ちょっとしたコツやポイントを押さえておくことで
取り組みやすくなることは確かです。
なので、ポイントを押さえておきましょう!
押さえるべき【ポイントその3】をお伝えしたいと思います。
かんたんごはん:なまりぶしのサラダごはん
【ポイントその3】
野菜を消化しやすいように調理することを心がける。
ポイント2に通じる部分があるのですが、野菜類は、
腸の短い犬猫にとっては「消化しにくいもの」です。
その「消化しにくいもの」を
「なるべく消化しやすい状態」
にして与えて欲しいのです。
(概念としては、離乳食と同じです)
●野菜を細かく刻む(もしくはすりおろす)
●しっかり加熱して火を通す
●ミキサーにかけて細かくする
※野菜を消化しやすくするための一例です。
野菜を消化しやすくする工夫は
上記以外にもいろいろあります。
もちろん、全てを取り入れる必要はありませんが
ご自身で取り入れやすい野菜の調理方法を見つけて
ぜひ取り組んでいただければと思います
そして、同じ理由から
未精製の穀物は控えていただく方が良いです。
体に良いと言われる玄米や雑穀は、
咀嚼をしない犬猫にとっては
野菜以上に「消化しにくいもの」です。
体に悪い、というわけではありませんが、
犬猫の体調や胃腸の状態によっては
消化できずに下痢や嘔吐の原因になることもあります
手作りごはん初心者さんには
避けていただいた方が無難な食材だとご理解ください。
ざっくりと、手作りごはんを作る上での
気をつけた方がよいポイントをお伝えしました。
どうしてもわからないことがあれば、
プロや大先輩がたのアドバイスをもらうことが
非常に有効でもあると思いますので、
そういう方も傍に探しておけると良いですね
本日もご覧いただきありがとうございました!
こんぱな@手作りごはんの獣医師
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