こんにちは。
こんぱな＠手作りごはんの獣医師です。
今日は【とろろ昆布】をピックアップ
とろろ昆布は昆布の加工品のひとつで、
昆布を細かく削って作られたものです。
「黒とろろ」と「白とろろ」があり、
「黒とろろ」は昆布の表面を削ったもの。
「白とろろ」は昆布の白身部分を削ったもの。
削りが細かければ細かいほど
上品な味になるんだそうですよ！
とろろ昆布の魅力
とろろ昆布は、実に0.01-0.02mmという薄さ。
この薄さのおかげで、
食物繊維やグルタミン酸などの成分が
溶け出しやすくなります。
そのため、完成したごはんにトッピングするだけで
十二分にその栄養や旨みを取り込むことができるんですね。
トッピングするとこんな感じです。
とろろ昆布に含まれる栄養素
・食物繊維
・ミネラル
・フコキサンチン
・フコダイン
・グルタミン酸
食物繊維 豆知識
昆布には、水溶性食物繊維である
アルギン酸やフコダインが豊富です。
いわゆる”ねばり成分”ですね。
水溶性食物繊維には
腸内の余分な栄養素や有害物質を
体外へ排出してくれる効果があります。
また、ナトリウムを排出する働きもあり、
高血圧や肥満などの生活習慣病の予防に
役立つとされています。
昆布に含まれるファイトケミカル
【フコダイン】
多糖類に分類されるねばり成分です。
昆布だけでなく、
ワカメやひじきなどの海藻に多く含まれます。
酢の物にすると吸収されやすいですが、
犬猫にはちょっと嫌がられるかも？
【フコキサンチン】
カロテノイドに分類されます。
褐藻にのみ含まれ、油と一緒に摂ると
吸収されやすいのが特徴です。
海藻は体に良い成分をたくさん含んでいるのは
確かですが、そうだとしても海藻全般、
犬猫には消化しづらいものなのでほどほどに！
本日も最後までお読みいただきありがとうございました！
こんぱな＠手作りごはんの獣医師
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