きっと同じ未来をみているあなたへ
もぉりぃです。
はじめましての方も、
ちょこちょこ覗いて下さる方も、
ご訪問ありがとうございます
思い立って、
映画を観に行きました。
役所広司さん主演
西川美和さん監督(脚本)
すばらしき世界。
すばらしい俳優陣を揃え、
心揺さぶる作品を
世に送り出してくれる
西川美和監督のことだから、
今回もきっと、タオルが必要…
とは思っていたけれど、
もぅほんと、ごめんなさい
ぐじゅくじゅでした…
役所さん演じる、三上正夫は
かつて殺人を犯し、
長く刑務所で服役していた。
懲役を満了し、出所した彼は、
カタギとして
人生をやり直そうとするが…。
一般人というレールに
乗れなかった人間は、
どんどんその軌道を
逸することになりがちだ。
ついには
大きく踏み誤ってしまうことになり、
そこからやり直そうと挑戦しても、
過ちを許さない社会の仕組みが
何重にも立ちはだかる。
表面的な正義を固持する、
多数派の偏向思考。
役所さん演じる三上のまっすぐさに、
心は痛くて仕方ない。
せつなくて切なくて。
悔しくて、もどかしくて…。
一方で、
関わる人それぞれのやさしさが
少ぉしずつ沁みてきて、
眉間の奥を熱くする。
すばらしき世界。
このタイトルを目にした時、
大好きなシンガーソングライター、
高橋優(くん)の、
「素晴らしき日常」
が浮かんだ。
この歌(詞)にも、
生きていくことのもどかしさ、
やるせなさ、
拝金主義の世の中に対する
腹立ちや苛立ちが込められている。
それでいて、
それらのいのちの営みを
愛おしいと思う心情…。
そうなんだよね…
わざわざ波動を落として、
こうして生まれてきてるんだよね…。
泣くために、笑うために、
愛するために…。
「ゆれる」の時もそうだったけれど、
今回も、
エンドロールが流れ始めてから
さらに心乱されて、
涙が溢れてきました。
(ゆれる、の時は、1本つー😢だったかな?)
わたしたちが生きる明日の世界が
今日より少しやさしくあるために、
この映画を観る人が、
ひとりでも増えるといいな、
と思います
つながるあなたが
より軽やかに
地球を楽しめますように
愛と光を
ありがと~~
もぉりぃ