アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 | おすすめの漫画、アニメ、ラノベを紹介致します!

おすすめの漫画、アニメ、ラノベを紹介致します!

始めまして、こもり屋です。
趣味を生かそうと考えた結果、こうなりました。どうぞ宜しくお願い致します。

 ツイッタ― @komo_riya
 メールアドレス komo_riya@yahoo.co.jp

 毎度! こもり屋です。テンション高めで入らせて戴きました。

最近、改めて思うんですけれどアニメってめっちゃ面白いですよね。

どのアニメにも何かしらの見せ場があって、そして何かしらの素敵なキャラが居て、そして何かしらの売りがある。……さすがは人員を多く割いて作っているものだな、と感心というか感嘆せずには居られません。まあそれだけ多くの血と涙を流している訳ですが。

……すいません。ちょっとずつでしかブルーレイディスク買えなくて。毎月一万円くらいしか使えないのです。お金が溜められるようになったらもっと買わせて戴きますのでご勘弁の程をお願いいたします。

さて、まあ本題です。





アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 / 京都アニメーション

涼宮ハルヒの憂鬱 1期 コンプリート DVD-BOX (全14話, 364分) アニメ [DV.../作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp





このアニメタイトルを聞けばアニメファンならば一度は耳にした事があるかと思います。私も私でこのアニメを切っ掛けにして深夜アニメにどっぷりと浸かる事となりました。正直な話、私のような人間はとても多いと思います。それくらい力のある作品で魅力的な作品なのですよ、これ。



一応、ライトノベルで原作が出ていて、これも超絶的な面白さを誇る作品なのですが、今回はアニメとしての涼宮ハルヒの憂鬱を紹介したいと思います。


しかし、聞いた話なのですが、最近のアニメファンの中には『涼宮ハルヒの憂鬱』を知らない世代が居ると聞いて多少なりとも驚いている自分が居ます。


いえ、アニメというのはいわゆる生ものであるという認識は多分に含んでいると思いますし、名作だからと言ってチェックしなければアニメファンを名乗れないという訳でも無いのですが、それでも私にとって衝撃的な一作だっただけに知らない世代が居るのを何となく信じられないのです。でも考えてもみればこれ、七年前の作品なんですよね(二期は四年前ですけれども)。そういう世代もまあ普通に居るんだろうな。時が……経っちゃったな(遠い目)。

 

閑話休題。まあそういう世代や、うっかり見逃してしまった方の為にこちらのアニメがどういうアニメなのかを簡単に説明したいと思います。


 どこにでも居る普通の高校生“キョン”。彼はかつてサンタクロースやUMAなどの超常的な存在を熱心に信望し、宇宙人や未来人や超能力者のような輩が何処かに居るのではないかとぼんやりと考えていた少年らしい少年であったが、高校生になった彼はいつしかそういった宇宙的未来的超能力的な存在を信じなくなっていた。これが普通である、と何となく彼はそう思って日々を生きていた。

そんな中、超絶美少女でありながらも、ハチャメチャにして傍若無人、自分勝手を絵に描いたような女子高生、涼宮ハルヒという少女と彼は出会う。彼女は高校生初日、クラスでの自己紹介にて皆を前にしこう言い放った――――「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら私のところに来なさい。以上!」と。彼女はキョンとは違い、宇宙的未来的超能力的な存在を信じ続けていたのだ。そんな破天荒で電波な女子高生、涼宮ハルヒとひょんな事から関わりを持つ事になったキョンの周囲でちょっとずつ不可思議な事が起き始めていく――――――――



 ……とざっとあらすじ的にはこんな感じです。……やべえ。このアニメの面白さを少しさえ表現出来ていない気がする。しかしながらこのアニメの面白さを伝えるには核心に触れなければならないし、そうするとネタバレになるし、うーむ……どうしたものか……。



 ただそんな事を言ったところで私の表現力には限界がありますので、次の話題に移りたいと思います。めんごめんご! たはッ(ゲス顔)!


 このアニメは言うなればSFに萌えを融合させたライトノベル原作らしい作品と言えばそうかと思います。まあお決まりの展開もありますしね。けれども、持っている力は今のアニメと比べても遜色無いどころか、上回るくらいだと個人的には思っています。


 作品自体の魅力を語るなら、まずキョンのモノローグや言い回しが面白い。キョンという男は一体どんな思考回路であの素晴らしい言い回しを考え付くのだろうと当時からずっと考えておりますが、全く以てその域に達する事は出来ません。あれで成績が悪いとか嘘だろ、おい…………。そんな感じに魅力的なモノローグなのです。そして、それを抽出し、テンポよくアニメに生かしている。最高ですよ、ヒーハー!


 また当然ながらエピソードが秀逸過ぎる! 特にアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』から繋がる劇場映画『涼宮ハルヒの消失』の出来栄えは見ていない方には是非とも味わって戴きたい! 取り敢えず紹介と言う事でネタバレは避けますが、この作品はよくもまあこんな発想を思いついたものだ、と呆気に取られてしまいます。発想が右斜め上なのです。これを味わっていただきたい!


 そして次にキャラクターも魅力的な輩が揃っているのですよ! ヒロインの涼宮ハルヒを始めとして、無口な零細文芸部員である長門有希、ドジッ娘の上級生、朝比奈みくる、転校生のイエスマン、古泉樹。他にも多数魅力的なキャラがいらっしゃいます。鶴屋さんとかさ、ホントあの言い回しは癖にならざるを得ない! 思わず「嫁にこんかい!」と握り拳を作ってしまいます。あ、私は長門派です。しかし皆好きです。……選べない。

 

 ではアニメ自体の作りも軽く説明します。アニメ制作会社は今だったら『中二病でも恋がしたい』や『Free!』を制作しているかの有名な京都アニメーション。アニメ自体も少し特殊な作りになっていて、いわゆる時系列をバラバラにした作り方。原作では最初のエピソードとして訪れる筈の『涼宮ハルヒの憂鬱』のラストが一期のアニメの最終回となります。この作り方はあのラストを最終回に持って来る為の策でしょうが、作り方としては絶賛出来ると思います。『涼宮ハルヒの憂鬱』エピソードを進めている中、途中途中で原作では先の話になる『涼宮ハルヒの退屈』や『孤島症候群』などを差し挟み、ちょっとした伏線を入れながら話を進めています。個人的には時系列順に見るのも良いですが、アニメのエピソードそのままに見て欲しいという気がします。……まあ涼宮ハルヒの憂鬱第ゼロ話から見るのは辞めて置いた方が良いと思いますけれども。


 一応、アニメは二期まで続いていて、かの有名な『エンドレスエイト』なんかもありますが、あの話に関して知らない人はえーと……ググって下さい。私的にも『エンドレスエイト』に関してはそのう……。まあ私から言えるのはあれ全てを見るのではなく、エンドレスエイトのⅠ、Ⅱ、Ⅷを見る事をお奨め致します。しかし、演出や声優の演技に関しては色々ネタが詰まっていますので気になった方は見てみるのも一興かと思います。


 更にはライブシーンやEDでの踊り等々……、このアニメには魅力が沢山詰まっていると思いますので、視聴して損であるという事はまずないでしょう。安直な萌えだけに留まらない、そんな意気込みが感じられる作品です。



 えーとかれこれ長く語ってしまいましたがお付き合い戴けたでしょうか? こんな長文を書く気は更々無かったのですが……。まあ思い入れのある作品ですし、素晴らしい魅力を秘めた作品ですので、これでも色々抑えた方だとは思います。これを読んでいる方の中でもしも未視聴の方がいらっしゃいましたら、是非レンタルビデオ店にでも走って下さい。気に入ったらコンプリートBOXも出ているので、そちらを買うと良いんじゃないでしょうか。消失も忘れないでね。



 三期……やらねえかな。とかつくづく思います。面白いエピソードは結構ありますし、驚愕なんか最高だったよ。原作だったら続きも読みたいですけれど……まあいつまでも待っていますよ、ええ。

 では哀愁漂う中、この辺で。こもり屋でした。




涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX (初回限定生産) [Blu-ray]/角川映画
¥39,900
Amazon.co.jp