本日、埼玉県庁において、埼玉県議会議選への当選証書が授与され、埼玉県議会議員へ就任を致しました。まず私の自己紹介と、これから取り組んで行きたい事などを、下記に記して参ります。

 

私は大学生の二十歳位の頃に、将来政治の道を歩もうと決意しました。政治は、日本や地域を良くする意義や役割の大きい仕事で、選挙があり、大変な人生になるかもしれませんが、私の中で最も遣り甲斐があり、重要なこの仕事を、生涯の仕事にしようと決意しました。政治を目指すにあたり、雇用や賃金を生み出し、生活を作り出す基盤でもある「経済」に付いて学ばなければならないと思い、証券会社へ就職をしました。

 

32歳の時、いよいよ初めて選挙へ立候補をする事になり、結果、1万7,647票を獲得したものの、次点に終わりました。けれども落選後、政治活動で収入を得ることはできず、生活ができなくなり、政治の道を一度断念したものの、私の自分が最も取り組みたいことは政治だとの思いや、パナソニック・創業者の松下幸之助氏「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。」などの言葉が頭に残り、夢や決意を諦めてはいけない、抱き続けて、挑戦を続けなければならないと考え直しました。2回目の選挙も次点に終わったものの、3回目に出た選挙へのチャレンジで、運も味方をして、学生時代から長い年月を経て、漸く当選に漕ぎ着ける事ができました。この巡ってきたチャンスを生かして、全力で頑張って参りたいと思います。

 

私は本日から、政治家としてのスタートを切る事になりましたが、これまで株式アナリストなどとして培った知識や経験を生かし、「埼玉県」と地元選挙区「草加市」の更なる発展や成長に向け、また県民や市民の皆様の幸せな人生や生活への基盤づくりに向け、以下の事などに取り組んで参りたいと思います。

 

埼玉県は約730万人の人口があり、シンガポールやニュージランド、ノルウェー、フィンランド、デンマークなどより多い、中小国に匹敵する人口を有する地域です。けれども先日発表された一人当たり県民所得では304万円(令和3年度)と、それら諸国を大きく下回ると推察され埼玉県経済は、低水準の「収益性」や「生産性」、それから鈍化が近年続く「成長性」などが課題なっています。私は(1)成熟した旧い分野から、成長する新しい分野への産業構造シフトの推進、(2)低成長市場への依拠を是正し、高成長市場の開拓推進、(3)高い付加価値を生み出す産業高度化の実現などが必要と考えますが、それらを通して、夢やワクワクがあり、将来に安心感を持てる雇用創出や、経済とも相関が高い人口減少や少子化の抑止医療や介護、教育、子育て、防災など、多額の財政支出が必要とされる中、それらを賄う県の税収入の創出等にも力を入れて参りたいと思います。更なる詳細等については、埼玉県議会の一般質問などでも取り上げて参りますので、こちらも是非傍聴や、県議会が配信する動画等もご視聴下さい

 

それ以外にも、ITやAR(仮想現実)等を活用した教育の多様化・高度化推進、明治時代からの中央集権的体制の改革、道州制など地方分権の推進、選挙区草加の地域課題解決などにも取り組んで参りたいと思いますので、是非応援の程、よろしくお願い致します。

 

今日はすべてを十分に書き切れず、申し訳ございませんが、また皆様との直接お会いしての対話が重要だと考えており、イベントの開催も計画するほか、SNSやホームページ(開設予定)などでも告知をして参りますので、そちらの方も是非ご覧下さい。
 
本日は当選の御報告をさせて頂くと共に、当ブログをご覧頂き、大変ありがとうございました。皆様とお会いさせて頂くことを楽しみにすると共に、今後とも末永く何卒宜しくお願い申し上げます。
 
                                    2024年3月19日
                                    埼玉県議会議員 こもり克己