ウイスキーのラベル | 小森陽一オフィシャルブログ「一期一会」Powered by Ameba

ウイスキーのラベル

ウイスキーの聖地、六本木にあるカスクのSさんより、僕印のボトルを作りたいという申し出があった。聞けばスコットランドのウイスキーメーカー、グレンファークラスのものだそう。ウイスキーはもっぱらトリスが専門なので海外のことは詳しくないのだが、古い友人でもあるSさんからの依頼である。一も二もなくお引き受けすることにした。


折角なので、ウイスキー仲間の竹谷さんに声をかけた。お題はジャイガンティスだ。竹谷さんもすぐに快諾してくれた。僕は迷った挙句、先日の展覧会で見つけたイラストを使うことにした。大学時代、同人誌を作っていたのだが、その表紙用に描いたものだ。出来上がったものはこれ。こんな素敵なラベルに仕上げていただいて、幸せこの上ない。

下記にカスクの紹介文を添付します。

天才たちの奇跡のコラボ!
作家 小森陽一 × 造形家 竹谷隆之



原酒はグレンファークラス!
今回プライベートボトルを作るにあたりラベルのイラストを真っ先にお願いしたのが小森先生でした。サンプルを試飲してオファーするのは自然の流れでした。
さらにありがたくも先生を介して竹谷先生とのコラボ企画を依頼。ご快諾いただき、ようやく本日発表となります!
シェリーカスクの甘みと芳香、そして力強く複雑。それらのイメージ通りのイラストをいただきました!!

竹谷先生の工房にも行かせていただきお二方にインタビュー。職人さん同士が語り合うのを見ると眩しく、カッコよく、そして羨ましい・・・

(インタビューから)
小森陽一氏 デザインラベル
小森「学生時代、何ももっていなかった」

同人誌用に描いたというイラスト。細かく描かれた絵からは当時の苦悩や葛藤を見て取れましたが、皆様にはどのように映るでしょう。

竹谷隆之氏 デザインラベル
竹谷「ちぎれても復活、再生。ジャイガンティス未だ過程である」
このキャラクターは小森氏原作のキャラクター。こちらを竹谷氏デザインで描きおろしいただきました。

この座談会を通して思うに職人たちの面白い話は尽きることなく、童心に返ったお二方が印象的でした。

プロフィール
小森陽一
主に小説家、漫画原作者、脚本家として活動している。言わずと知れた海猿、シリーズ化している天神やテラフォーマーズの漫画を手がけた橘賢一と原作を書いた小森陽一がコラボした1巻が即重版されたジャイガンティスのなど数々の名作を手がける。
さらには、ウルトラマン怪獣、ガレージキッドの制作など造形作家としての活動も有名である。

竹谷隆之
主に造形作家として活動している。
数多くの作品の造形を手がけており、作品集や展覧会なども行なっている。著者 竹谷隆之の「畏怖の造形」、やジブリの世界の王蟲などを創造した「腐海創造」を見れば氏の技術力の高さが分かるだろう。他にも仮面ライダーシリーズや「シンゴジラ」、実写版「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」などのテレビや映画などのデザインにも携わっている。



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