魔法使い修行 | 小森陽一オフィシャルブログ「一期一会」Powered by Ameba

魔法使い修行

いつもは地味に机に向かっている孤独な生活ですが、年に何回か華やかな場が巡って参ります。ハレの日ですね。



「オズランド」、5日は福岡での完成披露挨拶でした。台風25号が接近している中、波瑠さんや波多野監督を始め、関係スタッフが来福してくれました。



波瑠さんとは10ヵ月振りくらいの再会でした。都内でご飯を食べたのが、確か去年の11月じゃなかったかな。以前よりも明らかに美しさが増したように見え、ちょっとたじろぐほどでした。それ以上に存在感というか、強い輝きを感じました。本人はいたって自然体なんですけどね。様々な仕事をこなし、苦労や感動をたくさん体感したからこその光だと思いました。

なんとか振り替えで取れた飛行機に飛び乗る為、当初は30分の予定だったトークショーを15分に短縮。舞台袖に引っ込んだ途端、バタバタと駆け足で劇場を後にするという嵐のような展開に。折角、劇場に来ていただいたお客さんには申し訳なかったのですが、波瑠さんも監督もギリギリの状況でした。どうかお許しください。

6日、熊本のグリーランドで行われるトークショーは、前日、すでにランドの方から中止にしますという連絡が入っておりました。しかし、試写会は場所を移して開催するとのこと。一度は行くのを止めたのですが、博多に残ったメンバーで話している内にノリが高まり、やっぱり行こうと。お世話になったグリーンランドのスタッフにせめてもの恩返しをしようということになりました。

風の強い中、車を飛ばして熊本へ。ずっと会いたかったくまモンに招かれるようにして、飛び入り的に登壇しました。途中、映画を製作したエグゼクティブプロデューサー(舌噛みそう……)のアンチカさんも呼び込み、小説の出来た経緯や、映画に至る決断など他ではあまりしないような話を披露しました。





8日は蔦屋さんの招きでトークショー。企画と進行をしてくれたのは、かつて映像制作プロダクションで一緒に働いていたSさんでした。スライドで映し出される写真を見ながら、これまで作ってきた作品のいろんな話をしました。途中、集英社の文芸担当Aくんを呼び込み、「オズの世界」誕生へ至る作家と編集者の攻防なんかも披露しました(笑)





ハレとケ。僕の場合は圧倒的にケの日が多いのですが、たまにまとめてやってくるハレにたじろぎながらも、懸命に務めさせてもらいました。話術で人を惹きつける魔法使いには到底なれそうにないので、ますます執筆の方を磨いていきたいと思います。



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