オリーブ | 小森陽一オフィシャルブログ「一期一会」Powered by Ameba

オリーブ

ぶらぶらと近所を散歩しながらふと他所の家の庭を見ると、意外なくらい多くのオリーブの木が植えられている事に気付く。昔、ギリシャを旅した時、沢山のオリーブの木を見た。木と言えばオリーブというくらいそこかしこにあって、熱風をものともせずにゆらゆらと揺れていた事を今でもよく覚えている。そんなオリーブが日本の庭で同じようにゆらゆらと揺れている。考えてみると不思議だ。我が家にもオリーブの木が二本ある。どちらも3mを優に超えている。この木を眺めながら、たまにギリシャの事を思い出している。

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オリーブはモクセイ科の常緑樹。地中海地方が原産とされ、葉は尖っていて細長く、実はオリーブオイルやピクルスを作る時に利用される。また、オリーブは人類が最も古くから利用した植物でもあるそうで、紀元前3000年頃にはクレタ島で栽培していたという記録もある。さらにウィキペデァを見ると、日本での栽培は1910年頃、香川県小豆島で初めて成功したそうだ。なぜ小豆島だったのかは分からない。もしかすると気候が似ていたからかもしれない。さらには国連憲章のシンボルでもあり、花言葉は『平和』。古代ギリシャでは女神アテネが作った木ともいわれ、『英知』という意味もあるそうだ。人類との深い関わりのあるオリーブ、一年中緑の葉を茂らせ、食用にもなる実を付け、花言葉は『平和』、そして『英知』。なるほど、人気があるのも頷ける。

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最近まで全く実を付ける事のなかった我が家のオリーブの木。だが、先日仕事の合間にふと窓の外を眺めた時、1cmほどの緑色の実が唐突に目に飛び込んできた。観察する為に外に出て、さらに茂みの合間を覗き込む。すると、十数個だが確かにオリーブの実がそこにあった。なんだか無性に嬉しい。しばし、触ったり写真を撮ったりして過ごした。けど待てよ、この実を一体どうすべきか? 収穫してオリーブオイルを作るにしても、十数個では心許ない。かといってこのまま知らん顔をするのも勿体ない。こんな時に脳裏に浮かぶのはやっぱり速水もこみちくんだ。オリーブオイルの伝道師のようなもこみちくんなら、すぐに適切なアドバイスをくれそうな気がする。う~ん、『ZIP!』の「MOCO‘Sキッチン」にでもメールしてみようかな。

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