こんばんは、木漏れ日OVERDRIVE管理人:ひーやンです。
実は、今、かなーり凹んでます。
ってか、すごく消えてしまいたい気分です。
それがあったのは、昨日の話。
昨日、朝早くから『今日は温泉に行くぞ』と気持ち高々に9時頃、家を出発した。
目的地は、長崎の端:『雲仙』という地区。
雲仙岳というものでよく知られる名でありますが、こういう火山とか、高山地帯にはどうも温泉が多い。
北海道では、ニセコなんかそうだよね。
あそこも、羊蹄山あるし。
福岡に来てからすぐに温泉ガイドを購入し、たまに開いてはこのようにドライブを計画している。
今回雲仙にした理由としては、白濁色の温泉があるということが決め手になった。
九州は温泉が多いながら、アルカリ単純泉をはじめとする透明な温泉が多いようで、色つきの温泉が好きな私としては、どうもそこが気に入らなかった。
行きは高速道路を使おうと思い、九州自動車道から出発して、長崎自動車道に乗り換えた後、諫早(イサハヤ)というインターチェンジで降りてから、57号線をひたすら島原に向かって走り続け、3時間くらいして温泉にたどり着いた。
雲仙:よか湯
雲仙の温泉地ながら、400円で入れる温泉。
中は、石鹸のみ常備であるため、シャンプー・コンディショナーは持っていくか、ここで購入することになります。
ンで、本当は、この次に、もう1つ温泉行く予定だったんだけど。。。
お風呂あがってから、駐車場を出ようとした時に、後方未確認により、事故を起こしてしまった。
温泉から上がってすぐに出発したから、意識がハッキリしていなかったのかもしれない。
何を言っても結局言い訳になるわけで、私はここで事故を起こした。
温泉の方、すみませんでした。
ぶつかったものは大きなダメージはなかったものの、ぶつかった私の車のリアウインドウは全壊。
あとから車屋さんに聞いた話だと、後ろのガラスはわりと壊れやすくできているらしい。
すぐに温泉の管理の方に事情を説明し、警察を呼んで、その場を片づけた。
間もなくして警察が到着し、事情聴取。
ガラスの破片が散らばるため、自力で走れても、走行しないで下さいとのことで、しばし待機。
ここからは私の独断であるが、そこから一番近いディーラーに連絡を取り、レッカーしてもらった。
あとから、保険屋に「そういう身勝手な行動は慎んでください」と言われ、反省。
以前、前職でJAFを呼んだ時に、無駄な経費がかかり、保険会社の委託で修理してくれた工場の対応がすごく悪かったため、『車を分かるのはディーラーだ』という固定概念が私の中にあったのだ。
『ディーラーじゃない工場に出すのは、保険会社が持つしがらみである」と私は決めつけている。
故に、本能的にとった行動がこれだ。
結局今はディーラーの所に車があり、そこから福岡に持っていくとなるとさらに配送費がかかる。
ディーラーさんの話だと、『お客様は、車両保険がないから、最安値で行うとすれば、こちらで中古パーツで直して、取りに来るのが一番だ』とのこと。
保険会社による5万もかかる配送を考えると、それが一番だと私も思っているが、
明日相談する時、きっと「いえ、面倒でしょうから、こっちに持ってきませんか?」と言われるに決まっている。
きっと、私は信用がないから、さらに不信を重ねることになるだろうけど、自分の考えは言うつもり。
それで、話を戻し、車を配送してくれた方と30キロの道のりを行く間、しばし談笑。
その中で、母に『長崎に行く機会があったら、【ラッキーチェリー豆】買ってきてよ。』と言われていたのを思い出し、業者さんに聞いてみた。
そしたら、『随分久しぶりに聞きますね、その名前。すごく懐かしい』とのこと、最近の人で知ってる人って少ないんじゃないかと言っていた。『年寄りとかは好きだと思いますけどね』とのこと。
私も、頼まれただけでどんなものかわからなかったが、面白い事に、縁なのか、その人は売ってるお店を知っていた。
ディーラーさんと話をした後、駅まで送ってくれるとのことで、その前に、チェリー豆が売っているお店に連れて行ってくれた。
ンで、1袋370円で、『ラッキーチェリー豆』と、兄弟分である『うに豆』を買った。黒糖チェリー豆というのもあったが、帰りの電車賃が分からないので、念のため、この2つに。
ラッキーチェリー豆というのは、藤田チェリー豆 株式会社 さんの作っているそら豆のお菓子である。
そら豆を油で揚げて、水あめ・ショウガ・砂糖などを煮合わせた衣(洋菓子でいえば、フォンダンみたいなもの)を付けたお菓子である。
似たものでいえば、うぐいす豆にあたるだろうけど、似て非なるものだと私は思った。
愛野という駅から、初めて島原鉄道という物に乗った。
北海道の感覚で考えていたので、すごくお金がかかるイメージがあったが、家の近くの駅まで3000円くらいで行けた。
それだけでも、私としてはすごくありがたいのである。
移動の間、昼ご飯を食べ損ねたこともあり、空腹が限界に来ていたため、ラッキーチェリー豆を食べた。
ディーラーさんは、『すごく食べやすいですよ』と言ったけど、なかなかの歯ごたえのため、年配の方が食べれるかは不安な所だ。
しかしながら、すごく好きな味である。
そのままの表現であるが、『ショウガ砂糖』を食べている感覚であり、歯ごたえが特に気に入った。
事故の報告後、いろんな人から、『命あってよかったね』と言われたけど、貧乏生活をしている私にとって、所詮同情だとしか思えなかった。高い出費である、きっと10万は軽く飛ぶだろう。
もっと気持ちに余裕があれば、『そうだね、本当にそう思うよ』と言えるけど、
震災にあってる人の中でいろんなものを失った人の中には、同じようなことを感じている人もいるかもしれない。
規模が違いすぎる話なので、軽く流していただけると助かる。
東北震災にあった人の苦しみはこんなものではないのだから。
ずっと「どこにあるんだろう」とスーパーを探していたこの豆も、この縁がなかったら、探しきらなかったかもしれない。
アンラッキーとしかいいようがないけれど、不思議なことに、私はこれも縁なのだろうかと少なからず感じているのだ。
今日になって、近所の自転車屋さんで中古の自転車を購入した。
何年ここにいるか分からないし、個人的には乗れればいいと思っていたが、自転車屋さんに行くなり、
結局ギアだったり、サドルだったり、ブレーキだったり、各パーツの状態をじっくり見ている自分がいた。
仕事は全然ダメなのに、『生きる』ということについては、どうも人以上に本能的に才能を持っているようだ。
個人的には、仕事とかに生かして、『お前すごいよ』って誉められながら生きていきたいのだけど、私の才能というのは、どちらかというと生きる術に対しての方が長けているようである。
ずっと買おう買おうと思っていた自転車だが、これもこのような機会がなければ、九州にいる間に購入していたか微妙な所だ。
まったく、運命というのは不思議なものであり、自分の人生には飽きが来ない。
苦しいし、逃げ出したいし、時には死んでしまいたいと思う。
大恋愛もないし、童貞も捨てられないし、まだまだ借りた奨学金の返済も終わらない。
だけど、不思議と私は生きていける気がするのだ。
それも本能と直感なのかな。
それが正しいのかは、死ぬ間際にしか分からないのだろうけど。
では、今日はここまで。
PS→今日の夕飯は、お昼にやっている『男子ごはん(最近かなりハマってみてる)』でやっていたペッパーステーキ。すごく美味しかった、やはりケンタロウさんは、すごい。