私の周囲では行政書士事務所を専業にしている方は意外と少なく、ベテランの先生は兼業、新人は副業が割と多いです。
副業パターン
会社員が行政書士事務所を開業する場合は、会社員を続けながら副業として週末だけ行政書士をしている方が多いです。
役所に行くタイミング、お役様とコミュニケーションをとるタイミングに、トラブル時の緊急対応などどうするか、工夫が必要です。
兼業パターン
元々別の事業を起業していて、行政書士業務も追加するパターンです。
兼業の場合は行政書士業務との相乗効果を目的に兼業されている方が多いです。
(例)税理士+行政書士、社労士+行政書士、司法書士+行政書士、中小企業診断士+行政書士、不動産業+行政書士、福祉事務所+行政書士、などいろいなパターンがあります。
専業パターン
前職を退職して行政書士事務所を開業するパターンです。
直ぐに前職並みの収入になるとは限らないので、その場合は副業パターンに移行する方もいらっしゃいます。
定年退職後に開業する場合もあります。この場合は年金+行政書士になります。
会社員のように収入によって年金停止になることもありませんので、年金+行政書士はある意味最強です。
いずれのパターンも安定的に一定の収入を確保することが事務所を継続する上で大変重要だと思います。