7月4日、関東ブロック父母懇子育て講演会がZOOM集会でおこなわれました。
例年は、関東ブロック父母懇交流集会としておこなわれている集会です。
こもれびの会からも参加しました。
今回のプログラムは①全国私教連書記長増田啓介先生からの報告①日本体育大学教授野井真吾先生の子育て講演でした。
増田先生からの報告テーマは、コロナ禍で見えてきたことやその中での取り組みです。
①公立小学校では5年間かけて全学年で25人学級を実施することになったが、私学でも少人数学級を実現するため経常助成の拡充が必要なこと②Wifi環境整備格差が明らかになり、その点でも家計を支える課題が明らかになったこと③対面でおこなう授業に教育的な意義があること④就学支援金だけではなく学園独自の学費減免も求められていること⑤コロナ禍だからできないではなく、コロナ禍でもこれならできるという視点で取り組むことが大切であること⑥私学助成の学習を深めることなとが報告されました。
野井先生の講演は「ちょっと気になる 子どものからだと心」というテーマで、科学的なデータ分析にもとづいた講演でした。
お題目にしない行動に結びつくキーワードは「光・暗闇・外遊び」「ワクワクドキドキ」とのことで、コロナ禍では、精神的な密と子どもを守り育てる仕組みづくり、そのためのスタッフ増が必要とのことでした。
大人も良い加減で生活を送ることも大切だそうです。
とても楽しく明るい講演でした。