2019.4.20(土)
発達障害シンポジウム2019「敏感な感覚にも心地よい環境って?」無事に終了いたしました。
定員200名様、事前ご予約を頂いていたのですが、お陰様で満員ということで、ご参加の皆様の熱意を感じるイベントとなりました。
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
「くるま座」
イベントのリーダー、井手先生(国立障害リハビリテーションセンター研究所)とこのイベントについてお話ししていた時に、「くるま座」のように輪になって話すようなイメージにたどり着きました。
イベントにご参加いただいたみなさん(聞き手)と、研究発表される先生方や私等(話し手)の距離感がググっと縮まりながら、感覚体験もできてしまう、そんな仕掛けを考えました。
朝はよく見かける体育館の風情だったのが午前中の準備で感覚体験広場に変身させ、心地よい体験だけでなく、心地悪い体験もできる様に仕掛けをして、皆様をお待ちしました。13時からお迎えして、イベントは13時半スタート。16時半には撤収開始でしたので、このたった3時間の一瞬の「きらめき」のために・・・現場のハプニングもありながらも、関係者の知恵とチーム力で乗り越えて、とても素敵な「ひととき」を一緒に過ごせた経験は、本当にありがたく嬉しく思います。心から御礼申し上げます。
井手先生より、「後に残すようなイベントにしたい」というお話もあったので、少しずつでも当日のことを私なりにご紹介できたらと思います。井手先生始め当日お話しされた先生や実行委員長の櫻場さんの話と、私がご紹介させていただいた、「ここちよい」をつくる暮らしの工夫。そして、感覚体験広場。目指していた事が、リンクした場面もありとても驚きましたし、今後の課題にもしていきたいと感じました。
ご紹介その① キーワードは「安心」
心地よい環境とは、安心できる環境をつくる事。
LIUB所沢実行委員長の櫻場さんの最後の言葉から、「安心」というキーワードを聞いて、ストン、と腑に落ちました。人によって感覚の感じ方のレベルに違いはありますが、「ここちよい」場所づくりを目指していた私自身の活動ともつながるものを感じました。
ご紹介その② 刺激を取り除く
不快グレアを徹底的に無くす事。
岩永先生(長崎大学)から、感覚過敏の対策として、「刺激の元を断つのが基本」というお話がありました。太陽にカバーをしたいくらい、との事。元を断つ努力をするという事。
今回、実際に間接照明と、不織布を使った灯りを灯してご紹介し、お話の中でグレアを無くす話を重点的にしたことと、リンクしたように感じました。
不快グレアを無くすことは、建物の中や夜の環境は人工的なので、作り手が出来ることがたくさんあるのではないかと感じましたし、日中の建物の外においては、自然現象との戦いもありさらにハードルが上がりますが、こちらも少しずつでも改善できる事があるように感じました。
取り急ぎの感想ですが、また少しまとまりましたらお伝えします。
写真も少しずつご紹介します!
発達障害シンポジウム2019
「敏感な感覚にも心地よい環境って?」
HPはこちら
井手先生がツイッターで今回のイベントのことをたくさんつぶやいていますので、是非フォローしてご注目下さい!
写真のご紹介を少し
写真は、主によつばくらぶ中島さんにいただいたものをアップしてます。ありがとうございます!