我が家には4匹のネコがいる。
もちろん、それぞれに個性があり性格も違うが、甘え方も大いに違う。
まずは長男、アイ。
甘え方は絶妙なバランス、すり寄って来たと思うと適当に引いていく。
アタマも良く正義感があり苦労人、弟達の面倒も適当に見てくれるので、私の好きな「鬼滅の刃」に例えると竈門炭治郎タイプである。
そして次男のハル。
四兄弟の中では一番の容姿を誇る。
超マイペースなところはある意味最もネコらしいとも言えなくはないが。
自分の欲望を果たすためなら(オヤツとか散歩とか)何十分でも飼主の脇でオネダリするネチネチとした執拗さは鬼舞辻無惨並である。
彼が人間なら絶対に友達にはなりたくないタイプだろう。
三男は通り越して、四男のロッキー。
朝目が覚めた瞬間から廊下を全力疾走、文字通り猪突猛進!!
子猫の時に片目を失ったにもかかわらず、9才差の長男アイ以下誰彼構わずケンカを売って歩くランボー者(ロッキーなだけに×2回目)。
周囲の空気を読まず己の欲望のままに突き進む彼は、言わずと知れた嘴平伊之助タイプ。
ハンモックの上のハルにちょっかいを出して「シャーー」される
さて、問題は三男だ。
名はモモ。
手足が短く耳も小さい彼なのだが、家族の中では
「ブサイクだけど何故だか無性に可愛い」
と評判(?)が高い。
ブサイクのクセにツンデレで、主人(一応、私)に甘えているところを他猫に見られるのを良しとせず、見られると
「いや、オレは別にこんな奴に興味無いし・・・」
とクールぶるところは冨岡義勇と言えなくもない。
そんな彼の彼の甘えん坊度が何故だか最近急上昇、やたらと私にまとわりついてくる。
・・・と言うと
「え~~可愛いノロケ?」
と思われるかもしれないが、その甘え方が半端なくエグいのだ。
エグさその1:時間がエグい
ひとの部屋に入って来て
「ンニャォ~~ン」
と甘えた声を出し、私を起こそうとする。
それだけなら
「や~~ん、可愛い」
のだが、それが朝の3時ともなると話は別だ。
エグさその2:起こし方がエグい
いかな愛猫とはいえ朝の3時に叩き起こされてご機嫌で対応できるほど私はオトナではない。
当然、無視を決め込む
そうすると彼がどうするかというと・・・。
私の部屋には46インチの比較的大きなテレビがあり(嵐さんのライブDVDを観るため)、そこにSONY製の7万円もしたサラウンドスピーカーが付いている(嵐さんのライブDVDを観るため)のだが。
その上で爪を研ぐのだ!!!
あ゛あ゛あ゛~~ヤメテぇぇぇ~~私の7万円のスピーカーが!!と、たまらずはね起きると
「オレの尻を揉めよ」
・・・・・・いやいや、今何時だよ
明日ってーーかもう今日だけどアタシゃ仕事だよ、オマエは昼間ずーーーっと昼寝してるからいいけど。
それにオマエのケツなら昨日も揉んだよ!!
私に叱られてイヤイヤ降りた奴。
と思いつつ我が家の義勇さんのケツを明方3時に揉む羽目になるのだ。
どうっすか?
どうっすか!?
ご満足いただけましたか!!??
うむ。満足じゃ。
いつからこんな甘えん坊モードが起動してしまったのか・・・気分は「なんだか最近冨岡さんがシツコくすり寄ってくるのでちょっとウザいと思う胡蝶しのぶ」である。
それでもこんな顔で見上げられると弱いんだよね~~
このようにネコの甘え方は千差万別、中には迷惑千万なパターンもあるのでこれからネコを飼う方は心して頂きたい。
ちなみに鬼滅の刃における私の推しは我妻善逸。
那田蜘蛛山編の「霹靂一閃、6連」シーンをオカズに酎ハイ3杯イケます!!!