石川県を4日間で(ほぼ)周遊した件~千里浜・金沢~ | komomo日和

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ネコと旅行とその他もろもろ
孤高で優雅で役に立たない日常の記録

石川旅行後半戦。輪島から金沢経由で山代・山中温泉を目指す。

 

行程:3日目

 

 

7:00 輪島朝市 

輪島と言えば朝市

の前に、ホテル周辺を散策。

輪島港の朝日。

 

相変わらずの天候不順、薄曇りくもり状態だ。

朝食を終えたら日本三大朝市のひとつである輪島の朝市へ。

 

・・・時間が早いことや平日なこともあるけど、思った以上に閑散としている。

近くにいた視察団(?)のガイドの説明を盗み聞きしたところ、店主等の高齢化が進んで年々規模は縮小の傾向にあるらしい。

売っているものは手作りで値段も良心的なので、これが無くなってしまうのは本当にもったいないショボーン

 

お店の片隅で見つけたニャン。どこにいるか分かるかな??

 

10:00 総持寺祖院 

さて、輪島市を出発して最初の訪問地は、立派な山門に圧倒される總持寺祖院だ。

商店街の外れの駐車場から徒歩5分ほど。

曹洞宗の大本山として鎌倉時代末期に創建されたが、明治の大火で焼失。

本山は横浜市へ移ったものの、この地に「祖院」として残されているのだとか。

 

大正から昭和にかけて再建された建物は、新しいけど荘厳。

拝観料500円を払って中に入る。

 

 

中庭を囲むように回廊があるのが風情があって良い(回廊好き)ドキドキ

 

インスタ映えを意識したフォトジェニックなスポットも(笑)

 

11:40 氣多大社 

少し時間的に余裕が出来たので、次の目的地の途中で予定外の氣多大社に立ち寄った。

總持寺祖院と並ぶ、石川県の名刹である。

 

縁結びのご利益でも有名で、まだ夢も希望もあった30代前半だったウン十年前に、友人と来たことがある。

その後、ご利益があったかというと・・・あれば今頃こんなブログを書いていないだろうえー

 

 

12:15 千里浜なぎさドライブウェイ 

恐らく日本で唯一、海岸線が公式な道路になっている千里浜

今日の観光地のメインのひとつだったので天気をずっと気にしていたのだが。

昨日の雨から回復し、浜に到着したころには快晴晴れで絶好のドライブ日和になってくれたグッド!

 

このドライブウェイ、全長が8km余りもあるということでガイドブックでもホームページでもいまいち入口・出口がよく分からない。

名前に「千里浜」ってあるんだから、多分この辺りから入れるだろう・・・と道の駅「のと千里浜」の先の海岸線を目指すと。

ドンピシャ、ここが出発点(又は終着点)のようだチョキ

理由は分からないが、なかなかのクオリティの砂像が設置されている。

 

かの有名な鬼退治兄妹の砂像もあった、と思ったが、微妙に似ていないので私の気のせいかもしれない。

 

あまり車の数も多くないので、途中で停車して写真をバシャバシャ撮ることが出来た。

 

 

 

愛車も一緒に写真撮影。なんだか車のCMみたいおねがい

 

15:30 ひがし茶屋街(金沢市街) 

本日のホテルは小京都・金沢市内のド真ん中。

フロントが地上16階、しかも椅子に座ってチェックインというだけで委縮しちゃいそうな、Google3星ホテルである。

それなのに駐車場無料(キャンペーン中)なのが大変ありがたい。

 

ホテルに早めにチェックインし、車を置いたら古い町屋建築が残るひがし茶屋街へ歩く。

個人的に偏見なのは重々理解しているのだが、「小京都」とか言っちゃっているような地方は何となくお高く留まってる気がするぅえー~~と田舎者のヒガミ根性丸出しで向かうと。

既に午後3時を回っているのに、若い人たちを中心に多くの観光客でにぎわっていた。

 

 

大通りから細い路地を入るとレトロ感満載でオッシャレ乙女のトキメキ~~これならお高く留まりたくなる、じゃなくて故郷を誇りたくなる気持ちが良く分かる。

キレイに整えられ、手入れの行き届いた街並みは、住民がその土地を愛している証だろう。

 

通りには昔の町屋をリノベしたお土産物屋や喫茶店がずら~~と並んでいるのだが、どの店も個性があって扱っている商品もみんな異なるのだ。

町並みを見ながらフラフラと買い物するのも楽しい音譜

 

国指定重要文化財で、元お茶屋の「志摩」(↑手前左側の建物)も、当時の風情が感じられる名所。

入場料520円払ってでも見学して頂きたい。

 

こうした場で芸妓さんと遊びながら「お主もワルよのぅ~~」とか言いながら饅頭の下に小判を仕込んだ贈り物のやり取りなんぞをしていたのだろうか(時代が違う)。

床の間を背に「ひかえの間」を臨む。

このお座敷で芸妓さんたちが遊技を披露していたのだ。

ココに座ると520円の入場料でお大尽気分が味わえるのだから安いもんである。

 

ホテルまでの帰り道は、川沿いの主計町を抜けていく。

 

主計町にある「暗がり坂」。

名前の通り、日が差しにくい暗い坂なのだが、かつて人知れずお茶屋の芸妓さんに会いに行くときに通ったんだそうな。

人にはいろいろオトナな事情があるようだ。