〇医師面談

夫の父と、夫の母と、兄が

MRI検査の結果を

聞きに行って、

その日はとりあえず

「聞きたいこと」なども

思い浮かばないだろうからと、

その約2週間後(入院の1週間前)に

医師面談があるそうです。

 

 

 

〇抗がん剤治療について

「胃がん 肝臓に転移 抗がん剤治療」

と検索し、

どのような抗がん剤を使用するのか、

その副作用はどんなものなのか、

いつから起こるのか、

緩和する方法はあるのか、

など調べました。

 

とにかく、

全く知識がなかったので、

そもそも抗がん剤治療の

クールとはなんなのか、

サイクルとはどうゆうことなのか、

も調べました。

 

もちろん、

使用する抗がん剤や、

起こりうる副作用も

人それぞれではあると思います。

 

最初に調べたことを

まとめてみました。

 

 

 

〇私が調べたこと

 

【現在使用されることが多い抗がん剤】

・5-FU系(エスワン・カペシタビン)

・プラチナ系(シスプラチン・オキサリプラチン)

・タキサン系(パクリタキセル・ドセタキセル)

・イリノテカンなど 

 

※HER2(ハーツー)とは

がん細胞の表面に発現しているタンパク質

胃がんの15~20%にそのタンパク質の過剰発現が認められる。

発現が強い場合に「HER2陽性」と定義され、

HER2をターゲットとした分子標的薬を

標準的な薬物療法として使用。

 

※抗がん剤には内服薬と点滴薬がある。

これらの抗がん剤を単独であるいは

2~3種類を組み合わせて使用。

3〜4週を1サイクルとして,

4〜6サイクル繰り返して投与を行う。

 

※診断後、

最初に用いられる化学療法のことを、

一次化学療法。

治療効果が認められない場合や、

強い副作用で減量しても継続が困難な場合は、

二次化学療法、それから三次化学療法に移行。

 

 

【HER2陰性の場合、使用することが多い組合せ】

①エスワン(内服薬)+シスプラチン(点滴)

②カペシタピン(内服薬)+シスプラチン(点滴)

③エスワン(内服薬)+オキサリプラチン(点滴)

④カペシタピン(内服薬)+オキサリプラチン(点滴)

⑤フルオロウラシル(点滴)+レポホリナート(点滴)+オキサリプラチン(点滴)

 

【HER2陽性の場合】

①カペシタピン(内服薬)+シスプラチン(点滴)+トラスツズマブ(点滴)

②エスワン(内服薬)+シスプラチン(点滴)+トラスツズマブ(点滴)

 

【二次化学療法】

①パクリタキセル(点滴)+ラムシルマブ(点滴)

三次化学療法

①ニボルマブ(点滴)

②イリノテカン(点滴)

 

 

【初回の点滴化学療法】

1回あたり、

数時間以内で終わり通院治療が可能なものと、

1回あたりの投与が日をまたぐため

毎回入院が必要なものがある。

いずれの場合も、

第1回目(初回)の点滴化学療法は入院する。

2回目以降は、

通院治療が可能な点滴化学療法の場合は、通院可。

※内服タイプの化学療法は、初回入院必須ではない

 

 

【副作用について】

※治療の数日後に現れることが多い。

 特に、治療後3日から2週間がピーク。

この時期には、

吐き気、疲れ、食欲不振などの症状が

強く現れることがある。

これは、

体内の細胞がダメージを受け、

回復していく時期に重なる。

 

※個人差はあるが、

2クール目からは脱毛、吐き気・強い便秘・口内炎・骨髄抑制で

白血球の量が減少し感染症を起こしやすい状態になる。

 

※脱毛のケア

抗がん剤投与から2~3週間後に抜け始める。

治療が終われば、多くの場合3~6ヵ月後には生えてくる。

 

 

 

〇医師面談の前に確認したいこと

このような冊子があることも

知りました。

 

【国立がん研究センター 精神腫瘍学グループ】

「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ

−聞きたいことをきちんと聞くために−」(A5判、12ページ) 

https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/psychiatry/psychiatry_panfu.pdf

 

夫の父にも郵送で送りました。