おはようございます。槇野まみです。
現在放映中のドラマ『あなたのことはそれほど』
波瑠さん演じる美都の罪悪感のなさや、東出昌大さん演じる涼太の怪夫ぶりで話題になっています。
「誰にも共感できない!」「不快!」との声が多い割には、先が気になるのか見てしまう方が多い、不思議なドラマです

私は「やりすぎ~
」とツッコミながらも、主要人物4人に対してそれなりに共感しながら見ている数少ない視聴者かも知れません(笑)

そんな『あなたのことはそれほど』
第7話に美都と涼太が占いに行くシーンがありました。
占い師のオバチャンの手元にはホロスコープが!!
何と手書き!素晴らしい✨
ここでの会話を再現してみます。
占い師「谷底だね。バイオリズムが重なっててね・・・相性はまずまずってとこ。」
涼太「まずまず、って、いいんですか悪いんですか?」
占い師「結びつきは強いよ。」
涼太「具体的にどういう?つまり別れられないってこと?」
占い師「それはその時次第だね。」
涼太「そんなの誰にでも言える!じゃあ僕が何を考えているかわかりますか?」
占い師「嘘をついている!本当は心が辛くてどうしようもなく行き詰っている。
なのに人の声が聞こえない、聞こうとしない。」
タロットならともかく、占星術でここまで言いきれないと思うので、オバチャンの勘が半分かな…
それにしてはめちゃくちゃ当たってるからスゴイ!
でも言い方はあまりいただけない

「相性がまずまず」とか「その時次第」とか。同じ意味でも言い方があるでしょうよ!

とにもかくにも、こんなシーンを見せられちゃ、ただじゃいられません

録画を一時停止にして、生年月日を必死に読み取り、ホロスコープを再現してみました。
架空の生年月日ではあるけれど、もしかしたらキャラにあっているかも?!
ざっくりとドラマの内容と合わせて見てみました。
まずは波瑠さん演じる美都から。
【美都】
夫がいながら、初恋の彼に再開した途端にガッ!と進むあの感じは火のエレメントが効いているのだろうと思っていたら、何と火のサインがゼロ!
意外と地が多いんですよね。
太陽おうし座

地に足がついていて、安定を好むおうし座さんと美都はかけ離れてる!と思いきや、そもそも彼女は安定を求めて涼太と結婚してるのですよね。打算的に

結婚前に占い師に「幸せになりたければ2番目に好きな人と結婚しなさい」と言われ、ときめかないけどいい人で、周りも気に入ってくれる涼太を選んだのですから。
月はさそり座

出生時間によっては冥王星とピッタリ重なります。
冥王星はトコトンギリギリギラギラやっちゃう天体なので、なんだかしつこそうな感じ…

有島の妻に会いに行ったり、有島が逃げ腰になっても追いかけちゃってましたもんね

また、月は母親をも表すので、個性的な母親(麻生祐未)の影響を、良くも悪くも受けている美都をよく表しています。
ドラマの展開に合う
と感じたのは、<火星>と<月・冥王星>、<土星・海王星・天王星>の三角定規部分。

男性を表す火星を、夢見る海王星が向かい側からじーっと見ています

結婚してる身なのに「有島くんは運命の人!」と堂々と言い放ち、夢を追いかけている彼女にピッタリ

さらにその火星には、ルールを表す土星も一緒に向かい側からじーっと睨みつけています

男性に関してはきちんとしなさい!とお父さんが目を光らせてる感じ。
「私は涼ちゃんの奥さん」と、今の自分を理解している彼女もいます。
しかし、その土星のルールや倫理観を、何でもあいまいにするのが得意な海王星が重なり、スキあらばルールをなくそうと画策しています

その上、天王星が突飛な関係を提案してきそう

さらに前述のトコトンしつこい月が程よい角度で力を与えている始末

とはいえ、構成しているサインもイケイケなものではないため、おとなしくしていた彼女の出生ホロスコープ。
そこにたぶんその時運行していた天体が何か影響を与えて着火して、不倫への道に堕ちていったんだろうな
(時期を見てみましたが、今現在の天体の状況では、この天体たちにガツンとは何も来ていませんでした。さすがにそこまでは設定させていないのかもしれません。)

次は東出昌大さん演じる涼太。
【涼太】
水が強いだろうな!という予想は的中し、水は4つと一番多くなっています。
太陽と水星がかに座
なので、あったかい家庭が大切な人。

一度自分のテリトリーに入れた人にはこれでもかというほどトコトン手厚く保護します。
風はゼロ。コミュニケーション能力がイマイチ。美都ともかみ合っていませんね。
水が4つでジメッとした状態を乾かしてくれる風を持っていないからいつまでも梅雨状態

月は出生時間がわからないので、いて座かやぎ座かどちらかですが確定はできません。
雰囲気的にはやぎ座でしょう!
太陽と月が正反対にあるので、表の自分と素の自分に葛藤がありそう。
実際(ドラマ内だけど
)、そこで苦しんでいますよね。

さらにその月は出生時間によって、夢見る海王星とピッタリ重なります。
奥さんや母親に対して自分の夢を投影しようとしたり、自分自身の素もフワフワ夢の中に住んでいる感じ。そこにトコトン冥王星が力を注いでいるので、理想を求めすぎちゃいそうな気がします

好きな女性のタイプの意味もある金星はしし座なので、仲里依紗さん演じる有島の妻に『女子力ある』と表現される美都のような可愛くて華やかな女性が好み。
妻を表す月が(たぶん)やぎ座なので、しっかりしたいい奥さんを望みそうですが、美都には無理な話かもしれません。。。
ルールや束縛を表す土星は女性を表す金星にいい角度で位置しているので、浮気もせず一途に女性を愛しそう

ただ、トコトンやっちゃう冥王星が金星に横やりを入れてきているので、執着したらハンパないかも…

ちなみにふたりのホロスコープを重ねて見てみました。
パッと見た感じ、内円(美都)と外円(涼太)の天体の集中が反対側に来ていますよね。
お互い、持っていない部分を補い合う関係。良い夫婦になりそうなんですが・・・

美都のコミュニケーションを表す水星や、ピッタリではありませんが太陽に対しても、涼太のルールや束縛を表す土星が向かい側から目を光らせています

また、その世代の方はみんな同じ位置に天体があるので同年代と結婚した場合仕方ありませんが、涼太のトコトン冥王星が美都の月に重なっています。
美都からしたら、このあたりが結構うざったいかもしれませんね

例えば、涼太寄りの私でも、彼の事を嫌だな、と思ったこのシーン。
美都がスナックのママをしている実家の母の元に身を寄せている所に迎えに行った時の話。
美都が着ていた母親の水商売用洋服(確かにケバくて安っぽいのですが…)を、
「彼女には似合わないのでお返しします」と母親に言ったり、「こんなとこ(スナック)に居ちゃダメだ!」と美都に言います。
美都の育った環境を、さりげなくだけど真っ向から否定して自分の考えを押し付けちゃうとこなんか、この土星や冥王星の仕業でしょう

とはいえ、思ったよりぎちぎちに管理したり、攻撃しまくる天体配置には思えないので、涼太は美都みたいな女性に出会わなければいい夫で終われたかも…

私は最新の第8話を見ても、涼太のことを
「ちょっとイッちゃっててコワいとこもあるけど何ていい人
私なら手放さないな
」と思ってしまいますもの!(まあ、私はたぶん変わってます…
)



ざっくりではありますが、美都と涼太のホロスコープを見てみました。
フィクションなのだから~とは思いながらも、結構合っていたんじゃないかな?
そこまで考えてキャラクター設定をしているとしたらスゴイ!
でも、もっとあからさまにガツンガツン、といかにも!なホロスコープにしてあってもよかったんじゃないかと思います。ドラマなんだし、どうせならネ

私だったらこういう配置にするなー!とか真剣に考えてしまいました(笑)
今度はドラマの出演者たちのホロスコープを勝手に考えて記事にしてみようかな

まだまだ目が離せない『あなたのことはそれほど』
どうなるのか楽しみですね

読んでいただきありがとうございました。