おはようございます
コバヤシ桃子です。
今日も読みに来てくださってありがとうございます
昨日のブログにいいねしてくださった13名様
コメントくださったtakaiiotokoさん(それぞれいろんな場面で力を合わせて一つの作品を創ります☆)、
ツイッターやFBでもいいねやRT、リプ、本当に嬉しいです
今朝は『線引き~死者に囲まれる夜~』で最後のお話のお話☆
今回の作品は作演出の古城さんの実話をモチーフにしてフィクションも盛り込んだお話でした。
古城さんのご実家は宮崎県の都市で旅館を営んでおられたのですが、
長兄が大きな借金をつくり、その借金を自分や父の財産を投入、
そのうえで旅館を売ることでなんとかしようとした時のお話。
オフクロの台詞の中に
『血は水よりも濃いち言うじゃろ。じゃが金は、血さえもいとも簡単に押し流す。
~そげなふうにだけはならんでほしか。』というのがありますが、
本当に、きっと多くの方がその額の差はあれどもきっと近いところで経験したことのある出来事。
そして、おばけとか幽霊とかスピリチュアルなものは信じないと豪語する古城さんの作品に出てくる死んだ人たちが、
この作品ではとてもやさしく暖かく見守ってくれていました。
死んでしまうと何もできない。
何かできるのは生きているからこそ。
生きていることがどれだけすごいことなのか、そんなオヤジのセリフもあります。
この作品の中で私はシズ伯母ちゃんという、
一族の一番年長者である、絶対に借金を背負わんと決めているおばさんを演じました。
どんな人でも嫌ですよね、人の借金をかぶるなんて。
一族だからと被らされてはたまったもんではない。
悪い人とかではなく、ただ普通の感覚だと思うんです。
でも、きっと見る側によって嫌な奴にもうつる役。
最初はその人となりよりも正直、年齢をいかに表現すればいいのか?と悩んで試行錯誤しました。
奥村さんや藤村さんのお姉ちゃんってってwww
稽古中に出す手出す手がほぼダメと言われ、手詰まりになってからが初めて自由になれた感覚。
これ、ちょっと自分でもうまく言葉にできないんですけど、
私も来年には50代に入る、そこそこいい年齢になってきて、無理に年食って演じなくてもそこそこには年食っているわけで、
何かをやろうとギリギリまであがいたからこそ、そこを手放したときに自然とそこにいられるみたいな。
初めて私なんか全部ポイと手放して舞台上に立っていた気がします。
そうするとすごく自由だし、楽ちんでした。
年齢をどうこうすることを手放したら、その人となりに目が行くわけです。
そうやって役をつくっていった感じです。
今までやってきたことはちゃんと自分の中にあると信じることが出来たこと。
そして、ぶつかってもちゃんと受け止めてくださる共演者のみなさんが同じ舞台上にいてくださることが、
とても大きかったなぁと思います。
今回、驚くほど作品の評価より私自身の評価を今までにないくらい高くいただいて、
自分では何もやっていないと思っているけど、だからこそまっすぐお客様に届いたのだと思いました。
厳しいご意見をくださった方もいらっしゃいます。それもきついけどありがたい。
今までで一番私を応援に駆けつけてくださったお客様が多くて、
その方たちにお時間もお金もかけてお越しいただくうえで最上の行動をと心がけて期間中過ごしました。
感謝をいくらお伝えしても足りないくらい。
だからこそ、私は俳優の責任として最高の表現をお届けするのだ!!!
今回、自分の中でいろんな思いもぶつかったりしましたし、
今まで見えていなかったことを見せてもらう機会もあったり、
それって確実に一段上がったからこそ見えたもの、聞こえたものであるのだと感じています。
ここまで、15歳で演劇をやり始めてから長かったな。
ちゃんと積み重ねてきてよかった!
今日までのすべてがつながってシズ伯母ちゃんという役を生きられて幸せです。
着付けも、役柄も、役の気持ちも、作品の読解も。
今まで生きてきたすべてがちゃんと役に生きるという感覚を得られたことが幸せです。
私をシズ伯母ちゃんに配役してくださった古城さんに感謝です。
もっともっと上を目指していいんだってそんな自信につながりました。
千穐楽のバラシのあと。
金ちゃん・私・えりな・みっつ・藤さん☆
何度も撮っていた姿を激写されてましたwww
なんてにぎにぎとしたおだやかな時間だったのか。
兵どもがゆめのあとですね。
打ち上げ☆
なおさんが撮ってくださいました!
この座組だからこそできた作品でした。
信頼ってすごい力になるなと今回とても大きく感じました。
初めましての方のいない現場の心強さ。
6年前の今頃は初めてワンツーさんの作品を拝見したんだよなぁ。
あれからこんな風にここまで関わらせていただけるようになるとは!!!
ありがたいです☆
さて、次に立つステージを求めて頑張ろう!
なんかどこに行っても大丈夫になった気がする。
なんとなく大丈夫って思える。
不思議なんですけどねwww
ただ、今回もなんとなく大丈夫って稽古を重ねたので、
この「なんとなく」の感覚はすごく大事な気がするんですよね☆
どんどん私は活躍の場を増やしていくぞ!
叶えたい夢はたくさんあります。
俳優としても人間としてもますます精進してまいりますので、
これからの展開をどうぞ楽しみに今後とも引き続きの応援をいただけたら幸いです。
ご来場くださった皆様、
来られなくても応援くださった皆様、
配信をご覧くださった皆様、
これまでに出逢ってきたお一人お一人、
これから出逢う皆様、
そして今この記事を読んでくださっているあなたに心から感謝しています。
ありがとうございます。
シズ伯母ちゃん役・コバヤシ桃子
※そうそう、改名して初めてのお芝居で階段上がった気になるって幸せだなぁ~☆
あ、配信での観劇はまだ出来ますので、
是非ご覧いただければと思います。
私も拝見しました。音で気になることもあったけど、映像は定点だけどキレイで観やすいです。
『線引き』アーカイブ配信チケットがございます!
定点での撮影になりますが、よろしければこちらもご活用ください☆
4Kなので、きれいな映像です。
- 【視聴可能期間】
- 11月20日(水)14:00~12月3日(火)23:59
- 【配信チケット料金】
- 2,200円(税込み)
- 【チケット販売期間】
- 9月29日(日)11:00~12月3日(火)18:00
- *ライブ配信はありません。
- *撮影は舞台全体の定点撮影になります。
- *ご試聴される媒体・機種によっては4Kでご覧いただけない場合があります。
配信チケット取り扱い:Confetti(カンフェティ)
たくさんの力を結集して作品は成り立っています☆
公演期間は終わりましたが、ここからしばらくは映像でご鑑賞くださいませ☆
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今日も楽しんでいきましょう~♪
今日は週末土曜日
今日もあなたにとってビッグハッピースマイルな一日になりますように
またこのブログでお会いしましょう