想いを言葉にすること☆ | コバヤシ桃子ブログ「旬のもも日記」

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おはようございます合格

小林桃子です。

今日も読みに来てくださってありがとうございますドキドキ

昨日のブログにいいねしてくださった15名様

コメントくださったしょうちゃんさん(変わってないのね~。教えてくれてありがとう!)、

ディスコさん(結構同姓同名の方いらっしゃいますよね。)、

ツイッターやFBでもいいねやRT、リプ、本当に嬉しいです照れ

 

今朝は想いを言葉にすることのお話☆

昨日、面白い企画に参加してきました。

日本劇作家協会さんの『次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト『改稿サポートする輪。』」

 

R.P.G.で私の娘・所田一美役を演じた光瑠ちゃんがリーディングの演者として出演ということと、

事務所の同期の奥さんがこの企画に関わっているということで、参加してきました。

 

戯曲のブラッシュアップをを目的とした企画だそうで、

ドラマリーディングとディスカッションからなる内容でした。

 

今回参加させていただいたのはミムラサコさん作『夏の終わりの邂逅』を取り上げていらっしゃいました。

ミムラさんは、今回が2作目ということで、リーディングで1時間ちょっとの作品でした。

独学で脚本を学び、書いてらっしゃるとのことでした。

まずは、物語を生み出すということは、本当にすごいことで、楽しませていただきました。

ありがとうございます。

私が気になったのは、作家さんのご挨拶欄にあった「民俗学に関心がある」ということでした。

私もとっても興味のあることなので、どんな作品なんだろうか?と楽しみになりました。

他の諸々があったので、参加前に作品を通読できずに、新鮮な気持ちでリーディングを拝聴しました。

 

リーディングは達者な俳優さんが演じていらっしゃったので、とても楽しかったです!

具現化するってすごく面白いなぁ~。

ただ、聞きながら思ったのは、この作品の舞台装置どうするんだろう?ってことでした。

場面転換が多くて、映像のように場所が変わるんですよね。

これは舞台演劇として想定しているのか、

映像として想定しているのか途中でわからなくなったのが正直なところです。

前に、舞台で映像のようにどんどこ場面転換があって、暗転も多くて観ているのがつらくなった経験があるので、

映像と舞台演劇は別物だよなぁと思っていたこともあるので、気になりました。

テーマはとても興味深かったです。

人魚伝説と現代のとある問題を絡めているところが面白かったです。

 

ディスカッションの際に、作家さんからの質問で、

「この『現代のとある問題』を扱っていることには気づきましたか?

またどの時点で気づきましたか?」

というのがあって、それはどの時点というのが明確ではなかったけど、

私はかなり早い段階で気づいたと思いました。

「街が夜に暗くなる」っていうワードが私には大きなヒントになりました。

この問題を扱う作品を書く人はそういう場所出身の方の思い入れが強いというイメージが強かったのですが、

ミムラさんが実際そういう場所ご出身なのか?ということを質問すればよかったなぁと思いました。

登場人物の一人が病気をしていた病名が、予想と違ったのでそこでちょっと肩透かしを食らいました。

『現代のとある問題』から想起させられる病名に出てきた病気は当てはまらなくて、

それは私が不勉強で知らないだけなのかなぁ…?

直接的な言葉を使わずに連想させる手法は好きなんですけど、

だからこそ、余計な情報は逆に邪魔になる気がする…ということも学びました。

 

俳優として聴いていて感じたのは、のちに作家さんが中心に据えていたと伝えてくださった役が一番とらえどころがなくて、

演じるのが難しいだろうなぁということでした。

 

あと、作品の中で椿がすごく印象的に出てくるんですけど、

友達が椿の研究をして、なおかついろんな椿の絵を描いているので、

花言葉とか、もしくは取り扱っている現代の問題の何か象徴になのか?と気になりましたが、

そういうことはなかったとうかがって、なんにでも意味を求めようとするものではないのか…と反省したりしました。

でも、逆にそういう印象的なお花とかを出すときには、花言葉とかそういうものも絡めたら面白いだろうなぁとも。

 

変化を描きたかったということをキャッチできなくて、

というのは、人と人が出逢うということは必然的に変化が起きると思い込んでいるからなんじゃないかと、

そこも反省しました。

 

私が作品を聴いて一番届いた言葉が「長生きする使命」というワードだったので、

そこが本流じゃなくて、ちょっと拍子抜けというか…観客目線と、作り手目線のギャップを感じました。

結果的に、オトが長生きする使命を見つけるということも描かれているので、紛らわされたのかもしれません。

やはりフォーカスされていることを明確にキャッチする力が必要だと感じました。

 

ただ、ディスカッションを聴いていて、頭の中にそうかそうか!と閃いていく感覚はとても面白かったです。

オトという役に死の匂いがしないというお話が出てきて、

なるほどなぁと思って、

そこからいろんなお話が出て、自分の中では、オトの背負っているものを表現するために、

『別れる恐れ』ということが見えたら、もしかしたら背負っているものが見えるんじゃないかと感じました。

そうしたら、今の魅力的なほわっとしたキャラクターの描き方のまま、

ちゃんと死の匂いも出てくるんじゃないかなと。

 

実際脚本家・演出家として活躍されている方もゲストとして参加されていらしたので、

そのお話もとても興味深く拝聴できました。

やはりドラマティカルなものは『葛藤』が必要で、優しいだけだと葛藤が生まれにくいというお話は非常に面白いと思いました。

演者さんが「1シーンごとが短い」というお話をされていて、確かにそれはそうだなぁと感じました。

人が心地よく感じるシーンの長さってどれくらいなんだろうかとかそんなことも改めて考えるきっかけになりました。

 

一つの作品で、何層もの面白さがあることというお話もなるほどなぁ~ってなりました。

知識があるって、結局面白いが広がることだと思うんですけど、

知識が浅い・中くらい・深い、どの層にいる人が見てもそれぞれの面白さがある作品が面白い

ということかなと理解して、面白いなと!!!

もっといろんなことを知りたいなと、改めて!

そして、見せたいものを見せるためにそぎ落とすことの大事さも感じられました。

 

ただ、こうしていろんなことを思っても、それをその場ですぐに言葉にして表現することが私はへたくそ。

うまく言葉にならないんだよなぁってことに反省。

重箱の隅をつつくのではなく、物語を自分がどう受け取ったのか?と表現する訓練をしていかねばと思いました。

 

この作品がブラッシュアップされた形を観ることが出来たら楽しいだろうなぁと思います。

あ、そうそう、これ、基本女性しか出てこないというのが魅力でした!

もっと女性だけの作品や女性メインの作品を書ける脚本家さんが増えたらいいなぁと思いました。

 

演劇ってやっぱりとっても面白い。

好きなんだよなぁ~。

 

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先日、とあるカフェで出てきたカップのわんちゃんの絵がかわいくて写真を撮りました☆

これ、スリーブだったら持って帰ろうと思ったんですけど、

カップにくっついていて持って帰れなかったのが残念でした。

深煎りの美味しいコーヒーでした。

読書とコーヒー。最高だなぁ!

この本は、えりなに勧められて読んでいます。

面白いです。勧めてくれたえりなに感謝☆読了したら感想書きます、多分。

 

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こちらでは本番に向けて、「宮部みゆき作品と私」について書いています。

続きを今週中こそアップしたいなぁと思っています。どうぞお楽しみに!

 

今日も楽しんでいきましょう~☆

 

今日はニコニコ日曜日ニコニコ

今日もあなたにとってビッグハッピースマイルな一日になりますようにドキドキ

またこのブログでお会いしましょう虹