おはようございます
くもり空の朝を迎えています、東京。
皆さん、お目覚めいかがですか
私は今日も元気です。
昨日のお洋服は
こんな感じ。
結局昨日も楽ちんを選んじゃいました
さて、もう一週間が過ぎ、今日がレッスンなんですが、この一週間、課題のためにいっぱい勉強をしました。
すべて、自分が興味もなかったもの。
でも、調べたら調べた分だけ自分の中でつながりが出来てきて面白い
勉強するって、ほんとに楽しいなと思います。
この感覚…学生時代に持ちたかった
今回の課題の中に、三島由紀夫についてというものがありまして、いままで、読む前からなんとなく毛嫌いしていたんですが、この人は調べれば調べるだけ面白いなと感じました。
著作の数が多いということもあるんですが、彼が後世にいかに愛されている作家であるかというのが、関連資料の多さから伺えました。
確かに彼の最期は壮絶で、とても衝撃的なものだけど、彼のバックボーンを調べれば調べただけその深みにはまるというんでしょうか…
私がもし、日本文学を専攻する学生なら、彼を題材に卒論書きたいなと思うほど。
ということで、今回彼の小説を初めて読みました。
今までに彼の作品で読んだことがあったのは、戯曲だけだったんです(しかも、もう全然覚えてない)
『音楽』
三島由紀夫:著
少女期の兄との近親相姦により、美しい“愛”のオルガスムスを味わった麗子は、兄の肉体への憧憬を心に育み、許婚者をも、恋人をも愛することが出来ない。
麗子の強烈な自我は、彼女の不感症を癒すべく、懇切な治療を続ける精神分析医の汐見医師をさえも気まぐれに翻弄し、治療は困難をきわめる---。
女性の性の深淵に迫り、人間心理を鋭く衝いた、悪魔的魅力をたたえた異色作。
今回図書館で、彼の作品を借りるべく探していた時に、この作品と出逢いました。
もちろん、この作品は彼の代表作や出世作とは言えない作品です。
でもとても読みやすく、わかりやすく、それでいてきっちり三島の息遣いを感じられる作品だったと感じます。
昔はね、エロいことに対しての罪悪感というのが私の中にあって、きっと借りたくても借りられなかった本だろうなと思います。
女性というのは、ホントにとても早熟であると自分をふりかえってみても感じるんですが、そこに罪悪感というものが同時に備わって苦悩するというのでしょうか…
この作品に出てくる麗子もそこの深みから逃れられないであがいている感じ。
もちろんフィクションだから、多少のドラマティカルな要素は付け加えられているけど、誰もがかする思いを持ってるんではないかと思うんです。
三島作品に出てくる女性というのは、権高な女性、知性に溢れる女性が描かれることが多いそうですが、まさに麗子もそうなんですよね。
三島由紀夫という人がそういう女性を心の奥底で求めていたということなのではないかと。
それは、ギリシャ神話の世界であったり、日本の神話に出てくるような感覚が人間の奥底にずっと潜んでいる感じというんでしょうか…
そこと真っ向から向き合おうとして彼は苦しんでいたんではないかと感じます。
自分の中の二面性もしかり。
普通の人なら、バランスをとるためにあえて触れずにどこか奥底しまって見ないようにする部分と向き合い戦い、勝とうともがくそんな感じ。
そうか・・・、もがいてるんです。
人が生きるということは多少なりとももがいてるんだけど、そこに焦点を当てる感じなんだ
なんといえばいいんでしょう、今回をきっかけにもう少し彼の作品に触れてみたいと思ったというのが率直なところです。
好き嫌いはわかれる作家さんだと思いますが、それはどんな作家さんでも同じことだと思うので、私はもっと読んでから自分の中の声に従おうと思います
いい機会を与えてもらったなと思います。
感謝感謝
さて、今日の気になるニュースは・・・
脱走ペンギン、捕獲されたそうですね
良かったよかった
外の世界でどんなことを感じたのか、ペンギン語が話せたらインタビューしてみたいな~なんて思います(笑)
5月25日は、主婦休みの日なんですって
1955年の今日、岩波書店から『広辞苑』の初版が刊行された日なので、辞書の日なんじゃないかと考えてみたんですが外れました(笑)
キラキラ金曜日
今日という日が穏やかで幸せな一日になりますように
5月24日いつものスーパー調べ
キュウリ一本39円、キャベツ一玉227円
キュウリは下がってキャベツは据え置き・・・
なんか悔しい37歳独身
記念日まであと二日