読書日記『葉桜の季節に君を想うということ』 | コバヤシ桃子ブログ「旬のもも日記」

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こんばんは!
今日は春らしくあたたかい日和でしたね♪
こんな風にあたたかいと心もゆとりが持てる気がします。
今日は久しぶりの読書日記です。よろしくお付き合い下さいませo(^-^)o


『葉桜の季節に君を想うということ』
歌野晶午:著

『何でもやってやろう屋』を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして---。
あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。


ホント、ミステリのかなりの賞を取った作品で名前だけは知ってて、気になっていたんですよね…。
で、やっと読みました。
歌野さんの小説は、『長い家の殺人』だったかな…?(違うかもf^_^;)ずいぶん昔に読んだだけで、その頃はあまり好きじゃなくて、ずいぶんご無沙汰してました。
で、何故今回久しぶりに読んでみる気になったかというと…やはり話題作だったのと、タイトルが好きだから☆\^o^/
ステキなタイトルだと思いませんか?
なんかロマンチックですよね♪表紙のデザインも好きです(#^.^#)

内容は…絶対映像化出来ないものです。
トリックというか…、その物語自体に仕掛けられたトリックに驚いたけど、お話自身はうーん…f^_^;
主人公の虎ちゃんは魅力的です。
昔気質な男前!
最近は草食系男子がモテるなんて言われてますが、やっぱり虎ちゃんみたいな男らしい感じ、いかにも肉食系男子ってステキだと思います。

文章は最初、読みにくいなと感じましたが、(物語自身も中弛みがあったし、)お話が進む内にするする読めるようになって、最後は一気に読み終えました。
悪徳商法を扱ってるんですが、そこが前に読んだ『慟哭』の新興宗教とかぶるイメージで、全然違うお話なのに、頭の中でごっちゃになってます(>_<)

詳しくお話に触れるとトリックに触れずには語れないので、読んだことのある人と語り合いたいです♪
その前にまた読まないと!1番大きいトリックはわかってるから細かい伏線を読み取って、楽しむことが出来るはず♪
あ、そうそう、歌野さんの文章を久しぶりに読みましたが、とても映像的だなと感じました。
読みながら情景が映像として浮かぶんです。
それってすごいなと思いました☆

ミステリとしては…あまり楽しめなかったけど、読み物としては小説ならではのものだったので面白かったです♪

ひどい活字中毒がおさまって、しばらく新しい小説を読み終えていません(>_<)
そろそろまた読み始めようかな~☆


ではまた(^O^)/