読書日記『慟哭』 | コバヤシ桃子ブログ「旬のもも日記」

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おはようございます。
今朝、TVをつけるまで今日が日曜日だということを忘れていたほど曜日感覚が狂ってるもも象です(>_<)
今日もお天気良さそうですね♪
楽しい1日になれば…と願うばかりです。
そんな今日も感想日記で一日を始めましょ☆

『慟哭』
貫井徳郎:著

連続する幼女誘拐事件の捜査は行き詰まり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。
異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。
こうした緊張下で事態は新しい方向へ!
幼女殺人や、怪しげな宗教の生態、現代の家庭を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。

初めて読んだ作家さんなんですが、ずっしりと重い感じの小説でした。
なんだろ…サスペンス?になるのかな。
最初、なかなか物語の中に入りにくくて、読みにくいなぁ~なんて思ってましたが、中盤から文体にも慣れて、するする読めました。
ただ、テーマというか、扱ってる事件というか…が、重くてね。
最終的にも救いはなくて、読後感は辛いものでした。
現代社会に生きる人間に潜む孤独や、怒りや、葛藤が一人の登場人物によって語られる感じです。
ただ、ずっしりしてるので、がっつり小説を読んだなぁという気持ちは味わえました☆
読んだ後、私は普通の推理小説が読みたくなりました。

では、みなさん、今日も一日楽しくお過ごし下さいませ(^O^)/