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Hideki Komoriのブログ

煩悩丸出しの悪い考えに捕らわれ、どうにもならない情けない人間になることがあります。そんなとき文章を書くことにしています。頭が整理され立ち直れるときがあります。だめなときもあります。はた迷惑でくすがよろしくお願いします。




早稲田に詳しい人なら、ここがどこだかわかる人も多いと思う。子育て地蔵。それはどうでもいい。
この神社の脇に私が生涯で唯一買った不動産がある。未練で言ってる訳ではない。数千万以上のマンションに私は一年も住まなかった。もちろん子どもは母親とここに住んでいる。私のアパートからは20分くらいの場所だ。子どもが小さかったので週末は私が面倒みる約束になった。今から十数年前の話だ。
子どもたちには淋しい思いをさせたと思うし、償い切れない罪悪感も持っている。しかし 私は曲がりなりにも、何とかこの子どもたちへの、当前の義務を果たしてきたつもりだ。おかげで私はほとんど毎週二人の息子たちの成長をみることができた。
まあ、よくある話である。他人からみれば何も面白くない。まして若い人からすれば何をグチグチということだ。別に面白い落ちがあるわけでもない。
ところで、子どもたちにはほとんど毎週あっているけれど、息子たちの母親には、十数年会ったことがない。以前はメールで子どもたちの受け渡しや、事務的な連絡はしていた。緊急の用事で電話で話したことも何度かあった。しかしそれも子どもたちの成長に比例して減っていき、ここ2、3年はまったくやりとりの必要がなくなった。
何度も言うが、相手には失礼だが、私は結婚生活にもマンションにも未練はない。十数年前、私が選んだことだ。大間違いだというのがおおかたの意見だろうが、私はこうするしかなかった。
余談だが、子どもの手が離れて、私はドラムをはじめた。条件だけ考えれば、偶然(下にピアニストが住んでて)ほとんど防音されているマンションの方がよかったわけだが、私がその暮らしのなかでドラムをはじめたか疑問だ。やったとしてもすぐに諦めたのではないかと思う。どちらにせよこの話は本題ではない。
さて、先日、私は、どういう気紛れからか、息子の母親に事務的な要件のふりをして、簡単に近況を尋ねてみた。予想通り、さらに事務的な20文字以内の返事が返ってきた。彼女は編集者なので長い文章も書けると思う(笑)けど、私にはこれで充分だと思ってるらしい。
いつもならここでやめるのだが、秋の夜の人恋しさからか、私は十数年ぶりにこんな提案をしてしまった。「よかったら子供のこともあるし、一時間くらいお茶しませんか?」私は即座に後悔したがラインは取り消せない。後の祭りだ。
勿論これもまったく予想通りなのだが、まったく即座に返信が帰ってきた。「今、仕事が忙しいので当分無理です」。十数年用意してたような見事な拒絶だ。しかし実は私はこの返事を聞いてホッとした。ある意味平穏な証拠だからだ。
もちろん夫婦の別れは綺麗なものではない。私も何年もかかってようやく彼女の幸せを心から望むようになれたと思う。それでも友達に、あるいは知り合いに戻れるかと言うと、それは無理だ。パートナーとの別れを経験した人なら誰でもわかることだと思う。
私はとても人間関係に疎い。疎いなんてもんじゃなく、人間関係を維持できない病気を持っているらしい。異性関係ともなると、恋することは得意(これも病気)なんだけど、あとはうまくいった試しがない。だが、だ。このささやかな出来事に改めて考えさせられた。 人の繋がりとはなんなのか、 恋も愛もあったもんじゃない、凄まじいことになるものだ。人生の大変な同じ荷物を背負っているとも言える二人が、たった一時間のお茶もできないのだ。お前が悪いんだと言われればそれまでだけど。
そういえば、以前息子の母親が仕事で、離婚が子供の心理にどんな影響を与えるか、を研究してる教授にあったそうだ。うちの話をしたら、「それはまさに理想的な離婚の形です。滅多にないケースなので旦那さんと二人で話を聞かせてください」って言われたそうだ。理想って言われてもねえって、断ったそうだ。
それで、何が言いたかったかと言うと、このできごとを期に、私は今夜FBの基本情報に(独身)を加えたのさ!