最近、お客様との会話でこんな声を耳にしました。

 

「知り合いが段差でつまずいて転んで、骨折したらしくて…」
「階段でバランスを崩して落ちそうになって怖かったって言ってました」

 

どこか遠い話のようでいて、実は誰にとっても起こりうること。
ふらつきやつまずきは、年齢の問題だけではなく
“体の使い方の変化” が関わっていることが多いんです。

 

◆ なぜ、ふらつきやすくなるのか?

年齢を重ねると、体のどこか一部分だけが弱るのではなく、
いくつかの機能が少しずつ変化していきます。

 

・姿勢が崩れやすくなる
・足が上がりにくくなる
・反射が少し遅くなる
・関節の動きが小さくなる
・重心の位置がズレやすくなる

 

ひとつひとつは小さな変化でも、
重なることで “ふらつき” や “つまずき” が起きやすくなります。

ただし、ここで強く不安になる必要はありません。
体の状態は「気づいて整えれば」しっかり変わります。

 

◆ ふらつきの原因は“体が使いづらくなること”

例えば…

・歩いていると、なんとなくふらっとする
・段差が前よりも高く感じる
・立ち上がりが重く、動き始めが不安定

 

これらの多くは、
姿勢・関節の動き・筋力・バランスの4つが揃っていないことで起きます。

 

コモドでは、この4つを丁寧に整え、
体が自然に支えられるようにトレーニングしていきます。

特に、“重心のコントロール” を身につけることは転倒予防にとても有効です。

 

◆ 解決のヒントは「小さな気づき」

ふらつきの改善は、難しい運動をする必要はなく
まずは今の体の状態を知り、
できることから少しずつ積み重ねていくことが大切です。

 

・姿勢を整える
・関節を動かして体の可動域を広げる
・軽い筋力トレーニング
・バランス感覚をゆっくり取り戻す

 

こうした積み重ねで、体は確実に変わっていきます。

 

 

◆ 今日からできる行動

・立ち上がる前に一度、姿勢を整えてから動く
・歩くときは少し視線を上げてみる
・段差のときは、足の裏の感覚を意識する
・5〜10分だけでも、体を温める動作を取り入れる

 

どれも本当に小さなことですが、
こうした“ちょっとした気づき”が転倒予防につながります。

 

◆ 安心して体を整えていきましょう

この記事はあくまで一般的な内容です。
ふらつきが強かったり、めまいを伴う場合などは
一度 医療機関での検査や相談 を行うことを強くおすすめします。

そのうえで、
「体の使い方を整えることでできること」を増やしていくと、
安心して日常を過ごしやすくなります。