おばあちゃんもいるので

うちの近くの

和風ファミレスに行くことになりました。


座敷もあって、

ファミレスとしては高い方のお店。

子供もいるし、まあ

無難な線かな?


座敷の中でも

襖で仕切ることもできて

ほぼ個室。


「コモちゃん、ラクにしなさいよ?」

おばあちゃんが私に座布団を2枚

壁際に並べて

寄りかかれるように

勧めてくれました。


「ありがと、でもね

 まだ本格的なつわりって感じじゃないの」

「あら、コモトちゃんおめでただったの?」

マキちゃんが驚きました。

「おめでとうございます」

「ありがとうございます」


やっぱり他人行儀になってしまう私たち

ひとつ違いの従姉妹。


おばあちゃんが助け舟を出します。

「やっぱり島のおじいちゃんは

 違うのかねー、

 コモトのことわざわざ気に掛けとったんよぉ」

「予知したってこと?」

マキちゃんがあきれたように

言いました。


「そうかもしれんよー

 なんせ長老サマやから」

「"せんじゅ様"っていうんでしょ?

 人並みはずれて先見の明があるって」

「大昔な。あのおじいちゃんが

 それほどのもんを見せたって話は

 聞いとらんけどな」


「おじいちゃんはすごいよ」


美少年がしゃべった!