島からの電話の要件は
何となくわかったところで
マキちゃんから
電話が入りました。
科学館から隣の図書館に移動して
おうが君はひとりで
いろいろ見ながら歩き回ってるところだそう。
夕方には引き上げて
おばあちゃんを迎えに行くけれども、
その後みんなで食事に出ないか、と。
外食かあ…
夕方以降はつわりっぽいのが
わりと出てくるけど、
幸いあの何かの匂いでウッていうのが
今の所そんなにない。
でもー
私から見たらセレブのマキさん
(マキちゃんとか書いてるけど
面と向かってはそう呼べません)
とお食事って
ただでさえ人付き合い苦手な私、
はずむ会話とか絶対できない!
なんだけどー
この時は
何となくおうが君のこととか
島のこととか
聞いてみたくなってて
さらに
夕飯の支度しなくてすむ
という利点も感じて
「はい、行きます。」
さして親しくない従姉妹に
敬語で答えたのでした。