e3paper × コミPo! 雑学マンガコンテスト 佳作作品


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【あとがき】
私がコミPo!の次に好きなもの。
それは昆虫です。


子供の頃は大きなアミを持って毎日のように昆虫採集をやっていました。
本編でも触れていますが、昆虫採集は「狩り」なんです。

昆虫の分布や習性を学習しテクニックにより捕獲する。正直、この楽しさは極上です。

しかし月日が流れ大人になると、命の尊さを知り採集ができなくなってしまいました。
でも昆虫は大好きです。そこで思いついたのが昆虫写真でした。


昆虫写真の素晴らしさは命を奪うことなく狩りができることです。

息をひそめ、そっと近づきシャッターを切る。
イメージ通りの写真が撮れた喜び。またイメージ以上の写真が撮れた興奮。
シチュエーションによっては、身近な昆虫でさえ十分な芸術になり得る可能性。


今回のマンガを読んで、一人でも昆虫写真に興味を持ってくれたなら・・。
そんな気持ちで本作をつくりました。


簡単お手軽 昆虫写真のススメ。
最後まで読んでくださってありがとうございました。


SEDESU


※当初は本編に入る予定でしたが、「あとがき」・「貸出カード」・「裏表紙」と装飾が3ページも続いたら見苦しいということでボツになったものです。


【コマの整理】
いつものことながら大筋が決まったら、ネームは描かずにコミPo!で制作開始です。
ポンポンと進めていくと、いつまでたってもプロローグが終わりません。今回はいくらページ制限が無いとはいえ、あまり長くなりすぎると誰も読んでくれません。
そこでコマを整理してみることにしました。



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教室の美保 → 話しかける先生 → 気がつく美保 → 写真を見る先生
 
この一連の流れを



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教室の美保 → 写真を見る先生

に変更して見ました。すると驚いたことにこれだけカットしても全く違和感がないのです。


絶対的に必要だと思っていたコマでも意外と削ることができる。
この発見が今回の作品作りでは最も勉強になったことで、マンガの奥深さを痛感しました。

このテクニックはオススメです。


【審査対策】
今回のコンテストでは審査項目があらかじめ記されていたので、対策を考えることができました。

ちなみに審査項目は「奇抜さ」・「面白さ」・「実用性」でした。


□「奇抜さ」対策
まずは奇抜さです。
おそらく「写真」という題材はあっても、「昆虫写真」を題材としてくる人は居ないと思います。まだまだマニアックな趣味の昆虫写真は比較的奇抜な部類に入ると考えました。


□「面白さ」対策
面白いという言葉には色々な意味が含まれています。
それはギャグマンガのような「笑い」につながる面白さや、ストーリーマンガのような「感心」につながる面白さです。


まず「笑い」につながる面白さという部分では、最もオーソドックスなパロディという技法を使ってみました。これはキャラクターの位置づけを「エースをねらえ」に、本の体裁を「入門百科シリーズ」にしています。
ただ完成してみて、やや笑いが弱いように感じたので、徹底的に注釈部分の文章に凝ってみました。


次いで「感心」につながる部分では、本作品の構成で勝負しました。
マニアックな昆虫写真を誰でも撮れるように、簡単な昆虫から順を追って解説しています。しかも全て身近に居る昆虫ばかりで、その気になれば読んだ直後から実践できるようになっています。


□「実用性」対策
今回のウィークポイントはズバリこの部分です。実際に昆虫写真を撮るうえでの実用性はバツグンですが、撮らない人にとっての実用性は全くありません。
そこで少しでも撮りたくなるように頑張ったのですが・・。


・・と思っていたら、やはりコメントにこの部分を指摘されていました。そう言われて読み返してみると確かに学習本でした。そういう意味で、本来なら選外なのに佳作をいただけたのは本当にラッキーでした。


【密かな挑戦】
今回の作品では、ひとつの挑戦をしていました。

実のところコミPo!には一眼レフカメラのデータがありません。それでは写真のマンガなんてムリだ。ということで、あちらこちらのサイトで探しましたが、やはり見つかりませんでした。(※一眼レフカメラは制作後半にmixiで発表されました)


さぁ、困った。しかし困ったところで始まらない。
そこで逆転の発想です。それならばカメラを構えるシーンの全くない写真マンガをつくってみよう。


そうして完成した「簡単お手軽 昆虫写真のススメ」。
皆さんは、主人公がカメラを構えるシーンが全くなかったことに違和感はありませんでしたか?
もしあったなら挑戦は失敗で、なければ成功というわけです。

どうでしょうか?



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