講演内容③
古民家鑑定士とは
古民家鑑定士は全国に6500人います。道内には85人。
古民家の歴史的・文化的価値や古材等資財の価値を評価するのが古民家鑑定。不動産の鑑定はしません。
不動産鑑定では、建物は30年で評価がゼロになります。
固定資産税も30年経つと評価はほぼゼロ。
坪100万円で建てても、坪30万円で建ててもゼロ。
何か変だと思うのですが、古民家の鑑定は、不動産とは観点で評価します。
法的には評価はゼロかもしれませんが、違う評価があるからです。
古民家を持っている人は、「この家はボロでどうしようもない」と思うかもしれませんが、そうではなくて、違う価値がある。古民家を持っている人が「少し価値があるなら残していこうかな」と思ってもらえるといいですね。
そうした意識を変えていくために(古民家再生の)活動をしています。
未来の子供達の為に!
北海道のグリーン建築(循環型建築社会)応援よろしくお願いします。
1、新しい建築をするにあたり、全てを捨てることなく生かせる資材(伝統資材)を活用する(コザイの活用)
2、新しい建築をするにあたり、将来再使用できる資材を使用する(道産材の活用)
3、使える建築に関しては、出来るだけ長期間使用できる提案を行う(古民家の再活用)
・古民家フォト甲子園(北海道教育委員会・札幌教育委員会後援) 進めています
・古民家の保存活動 進めています
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一般社団法人 北海道古民家再生協会
理事長 江崎 幹夫
011-643-2078
http://www.kominkakyokai.net/
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