先日、講演をさせて頂きました。
講演内容①
古民家とは?
古民家鑑定士は、厚生労働省認可の財団法人職業技能振興会が認定している資格で、6年前にできた資格です。
古民家というと藁葺き、茅葺きの建物を想像すると思いますが、鑑定士の教本の中には「築50年以上に経った、伝統構法及び在来構法で建てられたもの」とあります。
伝統構法は、昭和25年より以前に建てられたもので、金物をあまり使わない。
在来構法は建築基準法のできた昭和25年以降の建物で、金物で固めています。
伝統構法は免震的。むしろ現代的な考え方です。なぜ50年以上かというと、国の文化財登録制度で「工作物は50年経ったら文化財に登録できる」という制度があるからです。
未来の子供達の為に!
北海道のグリーン建築(循環型建築社会)応援よろしくお願いします。
1、新しい建築をするにあたり、全てを捨てることなく生かせる資材(伝統資材)を活用する(コザイの活用)
2、新しい建築をするにあたり、将来再使用できる資材を使用する(道産材の活用)
3、使える建築に関しては、出来るだけ長期間使用できる提案を行う(古民家の再活用)
・古民家フォト甲子園(北海道教育委員会・札幌教育委員会後援) 進めています
・古民家の保存活動 進めています
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一般社団法人 北海道古民家再生協会
理事長 江崎 幹夫
011-643-2078
http://www.kominkakyokai.net/
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