昔は、竈(かまど)で加熱調理していました。
今は、ガスレンジ・IHヒーターが主流になっています。
竈で炊いたごはんは、おこげもあり美味しそうですね!



一般社団法人 北海道古民家再生協会のブログ


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竈(かまど)


竈(かまど)とは食品を加熱調理するために火を囲うための設備でクドとも呼ばれます。
土や煉瓦などで箱をつくり上部に鍋を落とし込み、下の焚き口からマキなどをくべて調理しました。昔の日本の竈の多くには煙突の設備は無いために煙は焚き口からそのまま出てきます。
京都では「おくどさん」関西では「へっつい」などとも呼ばれています。
この竈から上がった煙で屋根などを支える木材は真っ黒にいぶされて、民家に使われている木材は黒いというイメージがあると思います。いぶされて木材が黒くなることは悪いことではなく、いぶされた木材はいぶされていないものより防虫の効果が高いと言われています。
竈の作り方は泥土や漆喰、石などを使い周囲を囲い、焚き口を設けて上部に鍋や釜が納まるように穴をあけます。土間に作り付けられる竈が一般的になったのは中世後期以降でそれまでは移動式の竈が使われていました。竈は家の象徴として家そのものと考えられ、家が栄える事を「竈を起こす」、分家する事を「竈を分ける」などと表現したりします。竈のそばには秋葉神社や愛宕神社など火を伏せる神様のお札を貼って火の用心に努めました。
(「古民家鑑定士通信」2011年1月号より)


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