大工職人が尊び敬って止まない「聖徳太子」をお祀りする「太子講」が、全国古民家再生協会で執り行われました。聖徳太子の命日に合わせて行われるもので、職人の命と言っても過言ではない差し金(曲尺)を広めた神と崇めるお方で、全国各地で100年以上前から執り行われているのですが、今では、その想いり持った職人も少なくなってきているため、太子講が消滅している地域もあるようです。しかしながら、職人の原点として聖徳太子を敬うコトが、職人を育てることにも繋がるのだと思います。想いを形にするためにも、やるべきコトはしっかりとやるべきです。全国古民家再生協会でも、先ずは50年を目標に「太子講」を続けていきたいですね。