歯を削る道具は交換が必要

(タービンを交換しない)

 

日本の歯科医院の9割が実は守っていない事があった

 

それは歯を削る道具に「エアータービン」と言うものがある

 

これは空気の力で風車を回す原理を応用した削る道具であった

 

物凄い高速で回転をするので力を入れずに歯を削ることができるので一般的に使用

 

しかしながら、一つだけ大きな欠点があったのだ

 

それは回転しているものは瞬時に止めることはできない

 

その為、上記のエアータービンは回転が直ぐに止まらないので(中が真空状態)

 

今度は吸引状態になってしまうのであった

 

つまり、患者のお口の中の菌や毒素を吸ってしまうことになる

 

そして、次の患者に使用するときは前の患者の菌や毒素を

 

今度は次の患者のお口の中にバラ撒く事になるのだ

 

過去にアメリカのアナハイムでエイズが急流行したことがあった

 

その原因があるアナハイムの歯科医院が

 

前述のエアータービンを患者ごとに交換しなかったのが原因であると究明された

 

アメリカでは法律で患者毎に交換しなければならない

 

実は日本では新聞に載ったこともあるが、殆ど患者毎に交換していない!

 

実際にこのエアータービンを交換しない歯医者の多い地域は病人だらけであった

 

それもあって削らない治療を広めているのだ

 

私のクリニックでは昔は削っていたので、50本越えのエアータービンを所有している

 

そして患者毎に交換していた!

 

今、考えると勿体無い無駄遣いをしたと後悔していた