パロディとか物真似とかが大好きだから、
こんな感じの本を見かけるとつい買っちゃうんだな。

色んなテレビ番組を妄想ノベライズ、と帯にある。

自宅にテレビが無く最近の番組には
とんと疎い私でも、知っている番組ばかり。
(「笑っていいとも!」や「なんでも鑑定団」など)

読んでいる間は面白かった様な気がするんだけれど、
読み終わってしばらくたった今、
あんまりよく覚えていない。

最後の方の「笑点」シリーズは冗長でつまらなかった。

これは、あくまで私の好みの問題なのではありますが、
物真似とかパロディにお洒落な雰囲気とか
要らないのよね。

もっと泥臭くさぁ、思いっきり憑依されて行こ!
(理想形は清水ミチコさんや松村邦洋さん)

関係ないけれど先日弟と「スクールウォーズ」の話をしていて、
私が「松村さんと会ったらこの話をしたい」と言ったのを
弟は松村雄基さんだと思って、
噛み合うようで噛み合わないまま
(歯車だったらガッコンガッコン言っていたと思う!)
暫く会話を続けてしまった!

そして弟に「真面目に(スクールウォーズに)向き合っていない」
と言うようなことを言われ叱られた。

私、「スクールウォーズ」、
八割方ギャグって言うかそんな気持ちで観ていたんだけど
いけなかったかな。

同じような気持ちで「ガラスの仮面」も読んでいます。

心の友Мが、コーヒー大好き人間の私に

素敵な珈琲豆を贈ってくれた。

有難う。


「ご友人のコーヒーもつけたよ」とお手紙にあって

ハテナ?と思ったら、こちらも同封してくれていた。



DSC_0118.jpg

ハハハ


本日のおやつに、こちらのコーヒーと

イチゴミルクサンド。



DSC_0119.jpg

たまにはこう言う可愛らしいものを…。


ある用事の帰りには、このサンドウィッチ屋さんへ寄って

なんらかのサンドを買うと言うのが、

最近の私のささやかな楽しみ!



「藤岡、珈琲」は、苦くて美味しかったです。

久しぶりにまた読みたくなって、
先日西日暮里の古本屋さんでごっそり見つけた中から
今まで読んだ翻訳じゃないのを読んでみようと思って!

大好きなモームの作品の中でも、
私が特にお気に入りのこの作品。

ある文豪の伝記執筆をたくされた友人から、
その文豪との無名時代の交流を語ってほしいと言われた語り手、
思い出すのはその文豪の最初の妻との出来事…

文豪の最初の妻ロウジーが、
今まではひたすら天真爛漫であっけらかんとした女性
と言う印象だったが、
今回は私の体調か、翻訳の都合か、
意外に強かで、決して無意識ではないと言う感じを
強く持った。

この文豪の、また伝記執筆を任された作家の
それぞれのモデルは…、と言う裏話、
なかなかに辛辣なモームさんの一面を垣間見て
とても興味深くニヤニヤと…。
(文豪のモデルはモームさん本人は否定していますが
トマス・ハーディではないか?と言われています)

また、伝記作家のモデルとされた人は
読んですぐに自分だ!と思い、一睡もできなかったそう。

本人に問い質されて、その時は否定したモームさんでしたが、
時を経て実は…と白状した模様。

さらに、岩波版で行方先生が
「この人は当時は活躍したけれど(死後)既に忘れられた存在」と
追い打ちをかけている!
お、お、お、お大事に~…

最後の最後で「おっ!」となって
特別に秘密を教えてもらった感じで嬉しくなる、
とても楽しい読書体験。
落語家で誰が好きですか?

私は志ん生と志ん朝が好きなんです!

現在も生きている人で
独演会に行くほど好きだった人がいたのですが、
いつか実家で「なんでも鑑定団」をみていたら、
出張鑑定の司会をしていて(これで大体誰だかわかりましょうか…)
出演した人に底意地の悪いことばっかり言うから
急に嫌いになっちゃった!
(どうしようも無い理由ですみません…。
でも、人柄も大事よね)

さて、私がこの本を電車で吊革に掴まって読みだしたら
前に座っていたおじさんが身を乗り出して
裏表紙を見てくるから、
優しい心で見えやすいように角度を変えてあげたのに
無言でぐいぐい近づいてくるから、なんか、ね…。
(ちなみに裏表紙には志ん朝のCDブックのご案内が
載っています)

さてさて、志ん朝さんと言えば錦松梅のCMでお馴染みね。
(知らない人は置いていきます)

ま、それはともかく、この本の感想として、

まだまだ駆け出しの頃、それなのに綺麗な着物を粋に着こなして、
それでもやっぱり下働きなんぞしている。

前座にしちゃあの着物は…と言ったら
「おかみさんがね、もう可愛くてしょうがないんだよ」と
ある人が言ったって言うのが面白かった。

この中で特に好楽さんの思い出話が
笑って泣けて良かったな。
好楽さんを見直してしまった。(一言多い)

立派な親で同じ仕事を選んだ才能の無い人も辛いだろうけど、
才能がとってもあるのも苦労するんだな、と思った。

あ~ぁ、志ん朝が死んじゃって
がっかりした日を、思い出すなあ!
著者 : 渡部雄吉
ナナロク社
発売日 : 2014-11-14
ほら、この本を見てご覧!良いでしょう!

弟が誕生日に買ってくれたよ。(ヤッター!)
今年も「何か欲しい本は無いか?」と聞いてくれたので
お願いしちゃった!ありがたや~

昭和三十三年、茨城県で発生した
ある殺人事件を追った二人の刑事に密着して撮影されたもの。

この写真集の存在を知ったのは、
ツイッターでフォローしている古本屋さんが
「こう言う面白い写真集が…」と書いているのを見て、
その瞬間から、「すごい、すごい、欲しい、欲しい!!」となった、
けれどその時は絶版で、探したけれど、まあ、ちょっと、高かった!

そしてそして、とうとう新たに発売された!
(本の神様ってやっぱりおられるのですね)

今回新たに発売されたこの本は
今まで出た2冊の本を踏まえて上手い具合に(?)構成し直したものだそう。

この構成を請け負ってくれた
乙一さんと言う御仁、わたくしの中で面識が無かったもので
一抹の不安を覚えましたが、

パラパラと見ていたらあのブックデザイナーの祖父江さんも一緒に…と
書いてあったのでどっと安心~。心配無用だったみたい。

駅、雑踏、ダサいけれど仕立てのよさそうな服、
食べ物屋さんの人いきれ、刑事さんの今では見なくなった歯の治療の感じ、
パツパツの前髪の子供、街のおかみさん、同僚、
また煙草の煙モクモクの会議などなど…

見ても見ても見ても、飽きない!

この写真集がお家に来てくれて、私は本当に嬉しい。

どうも有難う!
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)/水上 勉
¥767
Amazon.co.jp
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)/新潮社
¥767
Amazon.co.jp


何故か急に興味を惹かれて読んでみた。

実際の出来事をちょっとちょっと変えて
こう言う作品に仕上げる、
発想は面白いんじゃないかな?
(なぜか超・上から目線)


でも、この警察から追われる謎の人物、
犬飼多吉と言う男の描かれ方が
いま一つはっきりしないと言うか、
途中で作者の情け心が出たのか
良い人の様になったり、
中途半端に思った。


また、この事件の鍵を握る女、八重だけど、
男性作家の作品(本や映画)で
よく出てくるように思う『穢れなき娼婦』みたいな、
こう言う人が現れると、
俺なんかはどっと白けちゃうのよね。


大体八重と犬飼多吉の繋がりも
あんまり感情移入できないと言うか…。


悪人を描くなら、
悪人に見えて本当は…と言うのはよくあるけれど、

2013年の年末に視聴して、いまだに引きずっている、
『復讐するは我にあり』の主人公 榎津巌みたいに
「あぁ~、嫌だ~、嫌だね…、本当に嫌だ…!」と
思わせながらも、なんか引っかかると言う、
悪くてどうしようもなくて救いようがないんだけど、
でもなんか…、って言うの、が、良いな。


でもこうして全然自分の趣味じゃない小説を読むのも
たまには良いものだ。

母上が、「ウール100%の毛糸の靴下編みたい」
と最近よく言っていて、
私は「つま先から編むのが最近流行りみたいだよ」と
教えてあげていた。

だんだん、本屋さんの編み物コーナーでも
編み物の雑誌でも、
靴下の手編み本が気になるようになり…

気付けばとうとう私がこの本を買っていた!
(もちろんBBの本屋さん)

必要なのは輪針が二本と、靴下用の毛糸と
元気と根気とやる気、みたい!

編み方はほぼ、メリヤス編みみたい!

メリヤス編みと言えば、2013年のわたくしが、
ストールの超大作を仕上げたので実績はある。
(鼻息は随分荒いが、
超大作ってともかくサイズが大きいってだけなんだからね…)

本日通勤列車の中、ドアの横でこの本を見ながら
イメージトレーニングしていたら、
降りて行こうとした女の人が「あっ」と
興味ありそうな雰囲気でちょっと覗いたのち、
表紙(本の題名)を知りたそうにちょっと後ろに下がったので、
そっと表を上にして見せてあげたよ。
なかなかエレガントに親切にできた気がする!

なにより、カレンダー二桁から春になるまでの
短い期間が私の編み物の季節。
関東地方の冬は短くって嫌になっちゃう、
と思っていたけれど、

そして編み物の春夏の作品って好みでないものばかりだから
その期間お休みしていたけれど、

靴下だったら、もしかして、素材を選べば
春になっても夏になっても、
出来るんじゃあないかしらん?

母上もなんだか張り切っていることだし、
とりあえず年末年始実家でやってみよう!
この可愛らしい表紙にとても魅かれて
あっという間にご購入。

「コーヒーと恋愛」もふむふむ、面白くなってきたと
読んでいたのに、まだ読み途中、ですが…
(随分前のことだから最早頓挫している、とも)

さてさて、こちらは
フランスの女性と結婚したが、その女性は亡くなってしまい、
幼子と二人きりになってしまった筆者の自伝的小説。

読みながらだんだんわかってきたのだが、
この本は二人目の妻が病で亡くなったのを機に書くことになったもので、
精神的に辛くしばらくは手を付けられなかったが、
娘が婚約をしたのを機に改めてその妻に感謝の意をあらわすためにも
綴ったもの、だそうで、

題名がこういうのだからと思ったけれど
娘と直接交流と言うのがあまり出てこない。
(娘さんもお父さんの前だと無口みたいだし)
昭和のころの親子ってこんな感じなのですかね…。

奥さんへの感謝を綴った…とあるけれど
ちょいちょいあらわれる男の人の身勝手な感情に
ちょっとげんなりする事も…

これは獅子文六さん目線でしかないなあと思う事も
度々あったけれど、

妻に先立たれ、小さな子供と残された若い男性の
戸惑いや苦労などがつくづくとしのばれた。

最初のうちは仕事もうまくいってないし、
途中戦争もあったり、
全体的に暗い雰囲気の部分が多くて、
だれもふざけたりしないし、
通常であれば私の好みのタイプのお話ではないのだけれど
(暗い出来事ばかりが嫌なんじゃないんです。
誰かがふざけてくれたりすれば私は良いのよ…)

せっせせっせと読み続けたのはやはり
千鶴子さん(2番目の奥さん)がとても気になっていたのかな。
そしてもちろん、その後読みました、
「20世紀イギリス短篇集」の上巻。

立ち読みした時は下巻の方に飛びついた私だったけど…

読みながらふと気付いたのだけれど、
この翻訳をされている小野寺さんは
私の好きなアニータ・ブルックナーを訳しているお方だね?
道理で惹き込まれる文章だと思った~

上巻には大好きなモームや
ヴァージニア・ウルフが収録されている。
どちらも読んだことある作品だけど、
やっぱり素晴らしいな。

自分の好きな作品がこうして別のところ出てくると、
仲良しの友達と意外な場所で出会ったような
嬉しい驚きがある。
そして、こうして好きな作家が選ばれていると
私まで誇らしい気持ち!
(ただ好きなだけ、なのですが)

そして、ウドハウスだけどね、フフフ
ウドハウスと言えば、ねえ、皆様、
ジーヴスなわけですが、
今回の作品(『上の部屋の男』)も馬鹿馬鹿しいんだけれど、
やっぱり愉快で、そして優しいところがよいですな。

そして、オルダス・ハックスリーの「ジョコンダの微笑」…
あ~ぁ、だからあまりモテない人の純情を
弄ぶと碌なことが無いと言ったでしょうに…
(モーム「女ごころ」も参照してください!と鼻息荒く)

ジョイスの「痛ましい事件」、ロレンスの「指ぬき」
ややや、やはり今目次を見直しても
逸品揃いの素晴らしい短編集だな。

下巻より上巻の方が読後しみじみと味わえるものが
多かったかもしれません。

この上下巻は当たりの中の大当たり、
未読の方は是非。
吉行理恵さんの事が好きで、
勝手に吉行家に出入り(心の中で)している私、
和子さんの仲良しの岸田今日子さんの事も気になる。

繊細で才能にあふれていて綺麗で…
憧れると言うのもおこがましい気がする今日子さんだけど、
似たような本が好きと言う共通点があった!

銭高老人のこと、わたしちゃんと面白い返しができますぜ。
(銭高老人が誰だかわかる方はお仲間よ)

今日子さんは優しい優しいお母さんでもあった。

絵本作家のお姉さん衿子さんとのやりとりも興味深く拝見。

お父さん、お母さんのことを
愛情深く、それでいて冷静な筆致が不思議で面白い。