私も大好きな「だるまちゃんとてんぐちゃん」
「どろぼうがっこう」…

かこさんの絵本は、
ストーリーはもちろん、
絵のあちこち、小さなところに
遊び心のある様々なしかけがあり、
何度みても発見があり楽しい。

かこさんが二十歳のころ終戦となった。
大人の嘘をしり、
信じていたものが間違っていたことに気付き、
これからの社会を作る子供たちの
為になることをしよう!と心に決めたとのこと。

様々な思いや葛藤を包み隠さず
正直に書いてくれるだけで、
読んでいる側は自分が許されたような気持になり
助けられると言うことがわかった。

かこさんはずっと本当のことを
伝えてくれているんだね。

ずっと違和感、もやもや、
でも難しい問題で感覚だけでは何とも言えない雰囲気の
原発の話も、きちんとわかるように書いてくれて
なんだかほっとした。

絵本を読んだ子供たちから来た手紙のところも
面白かった。

「おたまじゃくしの101ちゃんが、
何回数えても102匹います」と言うのもあったそうで
確かに消し忘れで102匹いたので直したそう!

色々読みたくなり、私も急遽、本日図書館へと走った!

ただ、読みたかった「からすのパンやさん」も
「どろぼうがっこう」もなく、
(やっぱり貸し出し中かしらん?)

「おたまじゃくしの101ちゃん」と
「だむのおじさんたち」を読んで、一応満足して
帰ってきました。

どろぼうがっこうのあのすごい先生と
個性的な生徒さんたちのことを
もう一度よく見たかったのだがねえ~。
また、今度。

愛用していたキッチンはさみが

留め金の部分から折れて壊れたので、

良い機会なので買い換えました。


袋を開けたりするのはもちろん、

手羽先の上と下を分けたり、

鶏肉を一口大に切るのもはさみでやっているので

無くては困ります。


とかなんとか言いながら

今まで使っていたのは、何かの拍子に急いで買った100円ショップのもの。


道具にこだわっているはずの自分が大事な刃物を…と言う

うしろめたさを感じながら、何年も過ぎ…

(100円とは言え、十分に使えましたが…)


この機会に、ちゃんと、良いものを!と言う事で。



DSC_0003.jpg



前々から、買い換えるなら…と考えていた

昔通っていたお料理教室で扱っているもの、です。


買った後、貝印のキッチンはさみは良いだの、

ヘンケルスのが良いだの、

色々と情報を目にし、心は揺れましたが…。


写っているのは一緒に買ったレードル、

これがあれば朝お弁当のスープをジャーに入れるとき

アチチチとならないはず、です。

アニータ・ブルックナーを読み耽る
鬱々とした日々(勝手に、だけど)、
合間合間の一服の清涼剤に
こんなのを読んでおります。

昔ながらの、古典的な、王道の、
翻訳も古めかしくておかしな言葉遣いなんかのミステリが
好きな私は、ミステリ案内の方も
昔の作品が載っているのを好んで愛読しておりましたが、

この本の様に紹介されている本たちが
『現役バリバリ・流通当たり前』なのって
なんだか安心感がありますのね。

サッカーとか野球とかの
オールスターファン感謝祭みたいのを
偶然視聴して、
「へ~、こう言った魅力的な人たちが活躍している
私の知らない世界がまだまだあるんだな~」と
嬉しくなる感じに、似ています。

早川発行だけではなく、他の会社の本も
紹介している辺り、懐の深さを感じますです。

紹介を書いている人もひたすら、
面白い本を紹介したい一心と言う感じが
読んでいて嬉しい。

ミステリと言えば、創元先輩、早川先輩、
この二人のお世話になっていく訳ですが、

どちらかと言うと早川先輩の方が
新人にも優しく、「こっちも読んどけよ!」みたいな、
凄くできる先輩なのに、気さくで頼れちゃう感じ?

実績もあり、誇り高い創元先輩は
無骨ながら、ときおり見せるお茶目さにほっこり。
(フロストシリーズを教えてくれたのは貴方でした)

なんて色々言いながら、本当に最近まで
創元のふりがなを「そうもと」だと思っていたことは
内緒にしていたい。
(今でも「そうげん」だなんて信じられません…)

この本を読みながら「ひゃぁ~、面白そう!
帰りにBBの本屋に寄って…」と思っても、
はい、深呼吸、一旦、家に帰ろ!

ほんと、三冊に一冊くらいの確率で
もう自分の本棚にあるから!
それが驚きの、ミステリー。
(買ったらすぐに、読も!)
本当は、この本その他きっかけで知った本の
感想を書こうと思ったのだけれど、

今愛用している調味料、野菜のつけものの
レシピはこの本に載っているので、
仁義を通すためにまずはこちらの本の感想を
書こうと思う!

この本は表紙の茹で卵の美味しそうな感じに
心惹かれ、

大好きな平野由希子さんが載っていたこともあり、
本屋さんに並んでいるのをみたとたん、
さっと購入した思い出が…
(発売は2013年10月)

その後、ときおりパラパラみる程度だったけど、

最近になって按田優子さんと言う
面白い人がいるらしいと言う事を知り、

そんな中最近になってこの本をよく見たら
按田さんが載っていて驚き、かつ嬉しかった。

また、ここのところとても頼りにしている
坂田阿希子さんも載っているし、
この本、とってもお得で良い本だ!

平野さん、坂田さん、按田さんに共通するのは
ちゃんとした知識のある人が
個性をいかしてレシピを作っている感じがするのと、

その一方でごちゃごちゃ言わんと大胆なところ。

また安易に電子レンジを使わないところ。

私は電子レンジが好きではないので、
そんなレシピが出てくるとガックリ。
(家にもありません)

電子レンジを使う、使わないは
もちろん個人の自由だけど、

お料理の先生は使わないでほしい、と言うのが
私の理想&希望だ!

この本に出ている、按田さんの『長ねぎの薬味だれ』
が美味しくてもう2回目作って
もうそろそろ次の仕込みの時期、くらい愛用中~

油を使わないから酸化の心配が無いのですって!

作り置きしても「あ、あれ早く使わなくちゃ…」と
心がソワソワしないのって、良いな。

また生協で大好きな白菜を注文したら、
(小)と言うのを注文したはずが、
当たり前の様に普通の白菜より大きいのが届いたので
(これで(小)なら(大)はどうなっているのか?)

こちらもまた按田さんの『白菜のスパイス漬け』と言うのを
やってみた。

レーズンを使って発酵を促す、と言うのが面白い。
今漬け込み中なので、食レポはまだ無い。
はたして私は、
アニータ・ブルックナーと言う作家が好きなのか?
『ある人生の門出』と『秋のホテル』と言う作品が好きなのか?

それを検証すべく、ブルックナーのまだ読まぬ作品を
読んでみる、そんな10月。

さて、今回の作品は珍しく男性が主人公。

ただ、親に気を遣う真面目で内向的な性格、
と言うのは今までの作品とも共通しているようだ。

主人公ルイスはパリ留学で下宿の管理人や
その他の住人の女性たちに可愛がられ、
楽しい時を過ごした。

イギリスにもどってからも、その頃の思い出を
度々思い出し、それをよすがに暮らす、ルイス君。

そして母一人子一人で
お互い強い影響を与え合いながら暮らしてきた中、
母親が急死する。

半ば無気力になったルイスは
母と通った図書館で出会った儚げな女性ティシーと
結婚することになるが…

母親が死してもなお、その強い呪縛の中で
もがいたり、うちにこもったり…。

相手に対して勝手な理想とストーリーを
あてはめて、「こんなはずでは…」と落ち込み、

心をひらくのと頼るのを混同しているみたい。

全体的にいつも以上に鬱々とした
はきはきしない、独りよがりの主人公で
読んでいてちょっと疲れたけれど、

性別が違う分、ちょっと距離をおいて
観察できたので、そこは良かったかも。

ラスト近くも希望が持てるような、
とってつけたような…
ブルックナー好き、と思っていたけれど、
いつも同じ作品を読んでいるかも?と
急に思い立ち、10月はブルックナー月間として
色々と読むことに決めた。

ブルックナーの作品に出てくる主人公は
いつも陰鬱で気難しくて、ある部分を大幅に諦めていて、
それでいて見た目は感じよく常識人、
と言う印象があるけれど、この作品ももちろんその通り。

一人お風呂にて、新作物真似を練習したり、
「どうしてお腹が筋肉痛なの?」と考え、
「あ、昨日あんなに笑ったからだ!」と言う朝を
迎えることは間違ってもありえないの。

主人公レイチェルは大きく傷ついた過去から、
波風の立たない人生を選んできた、30代の女性。

既に両親と死別し、一人暮らしのレイチェルを
娘の様に考えてくれるリヴィングストン夫妻。

彼らの娘ヘザーが自分の心のままに行動しだしたとき、
レイチェルは…

ねじれてがんじがらめの心、
自分の言動が、実は相手を思いやっているのではなく、
嫉妬から、自分が哀れだと認めたくないから、
と言うのを受け入れるのってしんどいよね。

どうして題名が「英国の友人」なのかな?と
頭の片隅で思いながら読み進むうち、
その箇所に来て、
「うん、これ、そうか、よい題名をつけたね!」と
そこで頷いてしまった。

ただ人物描写が全体的にはっきりせず、
今まで読んだ作品の主人公の様に
「変な人だけど応援したくなる」と言う感じでは
なかった。

こちらのアニータ・ブルックナーさんと言う方は
もともと美術の方面の教授であったが、
神経症の治療の為、医師から書くことを勧められ
小説を書きだした、とのこと。

小説を書く動機としては珍しい、
はじめは課題と言うか宿題のようなきっかけで書かれたものが
たくさんの人の心を打つ作品となっている、
と言うのがなんだか面白い。

このおかげで、私のお風呂場は
手間いらずでカビの心配が無い!


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これを導入する前は、
どうしてもカビが嫌なので、


水を入れると煙が出るタイプの
カビ防止剤を神経症の様に頻繁に使っていましたが、


なんだか地球環境に良くなさそうな感じと言い、
部屋全部がしばらくの間、
ドラッグストアの様な匂いに包まれることに
不満がありました。


これのおかげでまったくカビは生えず、
さらに効力を保つため壁を洗わないで下さいと書いてあり、
お掃除がもっと楽になるおまけ付き、です。


アマゾンのコメントでは賛否両論、
それは何故か考えてみた。


やっぱり私の家の様に
窓がなく、開口部はドアのみで、
密閉しやすいというお風呂に
向いているのかな。(考える時間終了)


また、一階など低いフロアだと
湿気が他よりやっぱり多い、と聞いたので
効力が生かせないかも。


これを半年にいっぺん変えるだけ、
本当に有難い。

この間の『小さい牛追い』の続き!

本好きの長男オーラとお店の人とのやりとり、
みんな大好きシラカバ・ラルス、
学校に行くようになった小さい妹たち、
公正で優しい先生…

意地悪を言われたマルタをインゲリドが助けるシーンが
最高だ。

オーラと弟エイナールは自分が仕事で稼いだお金で
皆のクリスマスプレゼントを買おうと計画する、
頼もしいなあ!

向かいの農場に遊びに来た、ヘンリー、
この子が私が嫌いなタイプのいたずらっ子で、
出てくると本当に頭が痛くなるんだけれど!
(感情移入しすぎ)、
「この子、早く、自分の家に帰らないかな…」と思いながら、読む。

重い病気になったことで暴君と化したマルタ。
(お父さんがお人形のお洋服を…!)

『大草原の小さな家』の男の子版と言う感じ、
いたずらなんかも度が過ぎて命が危ないことも多々あるけれど、
逞しいお父さん、優しいお母さんが
しっかり見守っているから安心よ。

小さなヨン、ヨンのご両親も面白い。

何度でも、読むんだ!
白水社のメールマガジンか、本に挟まっていた広告かで、
チラリと目にして、面白そう!となって、読んでみた。

舞台は1930年のエディンバラ。

女子学園の美しい教師ジーン・ブロウディは
お気に入りの生徒を集め、
『一流中の一流(クレーム・ド・ラ・クレーム)』
にする為、独自の教育をはじめるが、
そのうちの一人が実は…

このブロウディ組(セット)の関係性を、
ファシズム政権やエディンバラの宗教改革の歴史などと
引きくらべたり、関連を導き出したり、
パロディや隠喩を読み取れる
幅広い知識と、鋭い洞察力があれば、
本作品よりさらなる深淵なメッセージを読み取ることが出来、
より実りある読書体験となることでしょう。
(参考文献は訳者後書き)

わたくしは、多分一番表っかわの部分の
鑑賞しか出来ていない気がたまらなくしておりますが、
それでも十分に楽しみました。

自分が出来なかったことを誰かかわりにって、
でも思った通りには上手くいかないのよね。

他の人の人生まで自分のものにしようとしたらいけないよ。
(このことは星一徹君、オスカルの父上にもしっかり聞いてほしいの。)

読了後、BBの本屋さんをブラブラ、
あれれ?違う出版社(河出書房新社)からも
新しく出ていた。

今、スパークが熱い、のか?(詳細は不明)

でも題名だけで言えば、
河出書房新社の『ブロディ先生の青春』よりも、
白水社の『ミス・ブロウディの青春』のほうが、
感じが出ている。

でもミスの表記云々で河出書房新社の方は
ちょっと気を遣ったのかな?

また、河出書房新社の方は立ち読みしかしてないのに
色々言って申し訳ないけれど、
帯に「好きだから云々」とあったけれど、
それも、そんな単純な感じでは無いの、よ!(たぶん)
読む度に前よりも面白いような、本!

ノルウェーの農場を舞台に、
四人のきょうだいが主人公の物語。

一番年上のオーラは十歳、
弟のエイナールは八歳。

喧嘩ばかりしているようで仲良しのようで…。

この年齢で、
兄弟でかわりばんこ、一日置きに
牛追いの仕事をまかされ、それをこなす。

となりの農場のアンナとヤコブ、
白樺の皮の作品作り名人のおじいさんや
山小屋で出会った女の子、
コーヒー好きのおばさん、など、
出てくる人みんな面白い。

また、お父さん、お母さんが優しくって
子供の気持ちをよく思いやってくれて嬉しくなってしまう。

作者が自分が若い母親だったとき、
自分の子供たちをモデルにこの作品
(と、もう一つ『牛追いの冬』)を書いた、とのこと。

つまり、お母さんはすべて、御見通し、ってこと!

『大草原の小さな家』シリーズや
ニェムツォヴァーの『おばあさん』が好きな人は、
是非是非。