それがきっかけで読んだディック・フランシス。
それが無かったら絶対手に取らなかったから
児玉さんには本当に感謝。
でも初フランシスの「興奮」を読んで、
急いでこの「大穴」を買ってから、
もう三年以上も経っていることの不思議よ…。
(本棚で寝かせすぎ)
でも、通勤時に読む本を朝迷って、
「たまにはこんなのも良いか~」と持って出て、
あっという間にのめり込んだ。
主人公シッド・ハレーは一流の騎手だったが、
レース中の事故で手を負傷し引退。
その後、ある探偵社に妻の父親のコネで入り、
やる気のない日々を過ごしていたが…
主人公シッド・ハレーのかっこよさもさることながら、
探偵社のお仲間それぞれが魅力的。
都筑道夫先生に
密室殺人などの「完全犯罪」と言うのは逆に
実際にはあり得ないおかしなもの、
もし殺人をおかすなら、
事故や偶然に見せかけるはず、と言うことを
教わり、「確かに、確かに!そうだ、ほんとにそうだ!」と
大いに納得しながら、
一方、ホームズなどに登場する所謂「完全犯罪」が
最高と信じていた自分は手もつかずに後ろに倒れそうになった。
今回の偶然に見せかけたある事件、
読みながら、
「これ、これです!
これがほんとに世にあるリアルな犯罪の姿です!!」と
一人興奮状態。
(あなた以外はみんなそれをわかっているんだよ、と言われそう)
終盤の頃、ハレーさんの命が…のところで、
読むのをやめることが出来ず、
「わたしが見捨てる訳にいかない!」と鼻息荒く、
夜も更けに更けてしまいましたが読了!
死なないのはわかっているの、だって続編があるから~
でもそれがあるのにもかかわらず、
と言うかそれを心の支えにしないと耐えられないほどの、
ドキドキしてやめられない、このストーリー展開の
素晴らしさ。
この時のね、ある人の機転が最高!
また、ハレーさんが「興奮」の主人公ロークさんと同じく
自分の弱みを隠さないところ、が素敵よ!
はやく「利腕」を読むのだ、わたし!












